2009年12月アーカイブ

成長記録-りんごの果実 37-

りんごの成長記録を、一本の木に注目して、
毎週月曜日に更新していきます!

 

 -りんごの果実 37- 

現在のりんご樹の状況をお知らせいたします。

12月6日(日) 雨 7:20 気温7℃

 

091206mi.jpg収穫終了から31日過ぎました。
(11月5日に収穫)
 
12月に入り、少しずつりんごの葉の色も黄色が多くなってきました。
今年の冬はまだ少し先のようで、りんごの木も休眠の準備に時間がかかっています。
 
散り始めるのは来週かな…。
 
 
 下の写真で、左手前のりんごの葉は散り始めています。 
 
091206ki.jpg

 

【成長の目安】

 時期 発芽・展葉  開花   肥大   着色管理 収穫 休眠  
 状況発芽展葉 
開花 
(始め)
開花 
(満開)
受粉 
結実 
(落花)
 摘果肥大 葉取 
つる
まわし 
 収穫 落葉剪定 
 平年4/9 4/19 5/8 5/14  5/18     11/5   
 今年 4/74/19 5/55/11 5/14   9/18  10/2311/5   

※「今年」とは、成長記録を取っている「りんごの木」の記録です。 
12月1日、ふじ発祥の地・青森県藤崎町の藤崎町文化センターにおいて、
『AOMORIりんごサミット2009』が開催されました。
 
summit.jpgこのサミットは、「子どもから大人まで、高校生、生産者、消費者、地域が一体となって『りんご』について意見交換する場」として開催され、その企画・運営は全て、日本で唯一の「りんご科」を持つ弘前実業高校藤崎校舎の生徒たちが行います。
 
今回の目玉は、全員参加の「りんごクイズ大会」
問題は、同校舎の生徒が企画・開設したwebページりんご検定から出題されました。
参加者は、りんごの栽培方法や出荷、流通など幅広い分野からの難題に、楽しみながら挑戦していました。
 
この他、基調講演や事例報告が行われ、生徒のみなさんは熱心に耳を傾けていました。
最後に「りんごに誇りを持ち、自らがりんご大使になってPRしよう」とする大会宣言の後、りんごサミットは幕を閉じました。
 
生徒たちの、りんごに対する熱い思いが伝わって来るサミットでした。 
これからも、りんごを愛する気持ちを後輩たちにつないでほしいですね。
 
「りんご検定」は、パソコンや携帯電話から無料(パケット料金別途)で挑戦することができます。ぜひお試しください♪(http://www.ringokentei.net/

 

title-tsuruware.gif

りんご生産者のお気に入り!!
“おいしいツル割れりんご”
   
☆とっておきのツル割れりんご!!
ツル割れりんごはおいしいことが分かっているので、生産者の方たちも休憩のときには、
ツル割れりんごを好んで食べてま~す! 
 
turuware2seisansya.jpg
安くておいしいツル割れりんご…
-中身も大丈夫!!-
 
店頭に並んでいる「きれいな色・形」のりんご。
 
turuware2ringo.gifたまにはちょっとお買い得の、
ワケありりんごでも食べてみようか…。
 
しかし…
 
ツル割れりんごは、
割れている部分が黒くなっているので、
 
「傷み始めているのでは…?」
「腐っているのでは…?」              
 
と思っている方もいると思います。 
 
そこで第2回は、
 『ツル割れりんごの中味は大丈夫?』
 の疑問について調べてみました。
  
〇検証
早速、疑問の「ツル割れりんご」を切ってみました。turuware2gaiburekka2-1.jpg
(右の写真⇒)
 
①の部分
 ツルもとの割れの部分は、果肉が若干酸化で赤くなっているのが分かります。
 
②の部分
 ツルの付け根の部分は、赤黒く酸化しています。
 
しかし、その部分を除くと通常のりんごと変わりありません。また、蜜の入りも多いように見えます。
 
  外観の見た目は、下の写真のようにツル割れの部分以外は、通常のりんごと変わらない色づきをしています。(下の写真は、同じりんごの木にあったりんごです。)
turuware1ware1.jpgturuware1tuujyou.jpg
ツル割れりんご通常のりんご
 
 
turuware3katto2.jpg
食べ比べても、十分な甘さとジューシーさは全然変わりません。 
ツルもとの部分をきれいに取り除けば、
とってもおいしい
   蜜入り完熟りんごです!!(右の写真⇒)
 
   
〇ツル割れの3つのタイプ
りんごのツル割れには、次の3つのタイプがあります。
turuware2naiburekka2.jpg

①内部裂果

表面の見た目にはわからない果皮の下の果肉にヒビが発生するタイプ。

食べるときにナイフで割って、初めて割れていることが分かります。

turuware2gaiburekka3.jpg

②外部裂果(内部裂果もともなう)

表面でツルもとが割れているのがすぐわかるタイプ。

内部も割れているのが見えます。

turuware2gaiburekkanomi2.jpg

③外部裂果(果皮のみ)

極めて少ないですが、果皮のみに亀裂が入り果肉まで大きく割れていないタイプ。

 
一般的に店頭に並ぶのは、⑥の外部裂果が多いですが、程度が小さいツル割れタイプが主に販売されています。
 
通常のおいしいりんごもいいですが、たまにはワケありの「ツル割れりんご」もいかがでしょうか!
 
お買い得で、おいしいですよ!!
 
第3回は、「ツル割れりんごのできる原因」についてご案内いたします。お楽しみに!
 

ツル割れの大きさや深さは個々に違いますので、お求めの際にご確認ください。

 

 

 

あっぷるすこーん

091127applescone-logo.gif寒い冬が近づくと、あったかいものが食べたくなりますね。今日は、皆さんと一緒にスコーンを作りたいと思います。スコーンといえば、 チョコチップやクランベリー、レーズンなどいろいろありますね。ここで、りんごがいっぱい入っている「アップルスコーン」のレシピをご紹介します。

091127applesucon1.jpg

材料 
りんご1個
薄力粉300g
ベーキングパウダー大さじ1
小さじ1/4
グラニュー糖40g
バター30g
1個
プレーンヨーグルト1/4カップ
牛乳1/4カップ
レーズン20g

 

準備:

A.オーブンの天板にオーブン用シートを敷きます。オーブンを180℃に温めます。

B.薄力粉、ベーキングパウダー、塩、グラニュー糖を合わせ、ふるっておきます。

C.りんごは洗って、皮つきのままいちょう切りにします。

作り方:

① (A)にバターを加え、指先でもみ込んでそぼろ状にします。さらに両手ですり合わせるようにしてさらさらのパン粉状にします。りんごとレーズンをざっと混ぜます。

② 卵、プレーンヨーグルト、牛乳を別の容器に入れて混ぜます。

③ ①に生地のかたさをみながら②を加え、耳たぶぐらいのかたさになったら一つにまとめておきます。

③ 平らな台に小麦粉(分量外)をふり、生地をのせ、手で薄さ2㎝にのばし、包丁やグラスの口などで、好きな形と大きさに切ります。天板に並べ、180℃のオーブンで15分くらい焼き、キツネ色になれば、出来上がり。

 091127applesucon2.jpgおいしくできました!

外側の生地がさくさくして、中は柔らかいです。

砂糖は少なめなので甘味はあまり感じませんが、これでりんごの甘味や香りは一層強く感じます。

食べ応え満点で、朝食にもぴったりですよ♪

はちみつ、ジャム、バターなどお好みのものを添えて召し上がってくださいね。

ちなみに、スコーンの材料はきっちり計らなくても、おおざっぱに作っても、案外うまくできるものです。材料を量るのがあまり得意でない方には、ぜひお勧めのレシピです。

りんごに関わる新技術発表会

091130sinngizyutu-logo.jpg

去る11月28日(土)に、青森県弘前市の青果市場「弘果 弘前中央青果」において、『りんごに関わる新技術発表会』が開かれました。(弘果と青森バイオマス材料研究会の共催)
 
発表会では、熊本大学衝撃・極限環境研究センターの伊東センター長が「衝撃波によるりんごジュースの製造」と題して、基調講演とデモンストレーションを行いました。
 
091130sinngizyutu.jpg衝撃波によるりんごジュース?どうやって?と思いますよね。 
そこでその製造方法を簡単にご説明します。
まず、真空パックしたりんごを特殊な装置に入れ、電気的に衝撃波を発生させます。「バン」という音とともに、りんごに衝撃波が透過することで組織の壁が破れ、内部は水を含んだスポンジのようにやわらかくなります。それを手で絞ったりおもしをのせることで、容易に果汁を得ることができます。(右の写真:ストローを刺して、そのまま飲むことができます)
 
試飲した参加者たちは「生のりんごと同じ味」「市販のジュースよりおいしい」などと感想を話していました。
 
私も試飲しましたが、市販の混濁果汁や透明果汁とは違う色合いで、味の方も、より生のりんごに近かったように感じました。
 
伊東センター長は、「今後、小型化や安全性の向上を図り、家庭で使用できる商品を目指したい」と話しており、参加者は熱心に聞き入っていました。家庭でも手軽に味わえる日が来るのが楽しみですね。 

091130sinngizyutu1.jpg衝撃波処理前
091130sinngizyutu2.jpg衝撃波装置
091130sinngizyutu3.jpg衝撃波処理後

 
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