節分に!豆りんご鶏
~楽しい食感の三重奏~
2月3日は節分です。節分はその名の通り『季節を分ける』という意味で、元々は年4回、立春・立夏・立秋・立冬の前日に存在するものでした。その中でも日本では1年の始まりである立春が特に尊重され、現在の年1回のスタイルへと変化していきました。
節分に必ず行われる「豆をまく」という風習には、「魔を滅する(魔滅=まめ)」という意味があります。また、豆を炒って使うのは、拾い忘れた生の豆から芽が出ると縁起が悪いからであり、「炒る」が「(魔を)射る」に通じるからでもあります。そして年の数だけ豆を食べるのは、年齢と同じ数の福を体内に取り込むという、無病息災への思いが込められています。今年の節分は豆を使った料理で、美味しく楽しく健康祈願をしませんか?
材料(4人分) 材料費(1人前)約106円
【具材】 | 【下味用調味料】 | ||
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鶏もも肉 | 150g | 酒 | 大さじ1 |
りんご | 1個 | しょう油 | 大さじ1 |
炒り大豆(福豆) | 50g | 塩 | 少々 |
長ねぎ | 1/2本 | ごま油 | 小さじ1 |
しょうが | 20g | 片栗粉 | 大さじ1 |
ごま油(炒め用) | 大さじ1 | ||
【合わせ調味料】 | |||
酒 | 大さじ1 | ||
しょう油 | 大さじ1 | ||
酢 | 大さじ1 | ||
砂糖 | 小さじ1 | ||
片栗粉 | 小さじ1 | ||
水 | 大さじ2 |
下準備
- 鶏肉は小さい角切りにし、下味調味料とよく混ぜ合わせる。
- りんごは皮つきのまま鶏肉と同じくらいの大きさに切る。長ねぎも同じように切る。
- しょうがはみじん切りにする。
- 合わせ調味料を混ぜ合わせておく。
作り方
- フライパンにごま油をひいてしょうがを入れ、弱火で炒めて香りを出す。
- 香りが出てきたら中火にし、鶏肉・りんご・長ねぎを加えて炒める。鶏肉に火が通ってきたら強火にし、表面をカリッと焼く。
- 肉が焼けたら合わせ調味料と大豆を加え、軽く混ぜ合わせる。
- 皿に盛り付けて完成。
※お好みで赤唐辛子を加えると味にアクセントがつきます。また、炒り大豆の代わりにカシューナッツやピーナッツを使っても美味しくいただけます。