ハロウィンは、毎年10月31日に行われるお祭です。
仮装してパーティーをしたり、ジャック・オー・ランタン(かぼちゃのランタン)を作ったりというイメージが定着してきました。日本でも知名度があがり、あちこちでイベントが開催されています。
ハロウィンの由来は、所説ありますが、古代ケルト人のお祭と考えられています。ケルト人の1年の終わりは10月31日で、死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていました。日本のお盆のようですね。
ところが、聖霊(良霊)に交じり、悪霊も迷い込んでしまうこともあり、「仮装」をして身を守ったと言われています。この習慣が、現在のハロウィンの原点となります。
子どもたちは、魔女やお化けの衣装を身に包み、近所の家を練り歩きます。そして、呼鈴を鳴らしては「Trick or treat!(お菓子をくれないと悪戯しちゃうよ)」と唱え、お菓子をもらうのです。trickは悪戯で、treatはお菓子という意味ですね。
世界各地では、仮装のほかにも、りんごをたくさん使ったアップルボビングというゲームや、キャンディアップルという西洋の伝統的スイーツがあります。
※詳しくはこちら → http://www.ringodaigaku.com/blog/2014/10/post-415.html
そのほか、りんごの皮を使った恋占いや、りんご彫刻などいくつかご紹介いたします!
[りんごの皮の恋占い]

ハロウィンの夜、途中でりんごの皮が切れないようにむいていきます。それを肩ごしに投げます。
そして、床に落ちたりんごの皮の形が未来の恋人のイニシャルです。
他にも、真夜中に鏡の前でりんごを食べながら髪をとかすと、未来の夫の姿が映ると言われています。
[りんごの料理]
日本では、かぼちゃを使った料理がハロウィンのイメージとしてありますが、海外では、この時期に取れる材料として「りんごの料理」がふるまわれます。りんごを煮たり、パイを作ったりなどの料理が主流です。

まさに、「りんご王国」弘前にぴったりのイベントですね。旬のりんごを使って、ハロウィンにちなんだ料理を作ってみてはいかがでしょうか?
※アップルパイのレシピはこちら → http://www.ringodaigaku.com/eat/recipe_new/006.html
[りんご彫刻ランタン]
ハロウィンとえば、カボチャの中身をくりぬいたジャック・オー・ランタンが有名ですが、今回、りんご大学では、りんごを彫刻したものでランタンを作ります。
作り方は、好きな絵柄を彫刻刀で彫っていくのみです。彫ったところにレモン汁をつけると酸化しにくいのでおすすめです。
昼は彫刻を部屋に飾り、暗くなったらランタンに変身。
そして最後は、焼きりんごにして食べると、1つのりんごで3度美味しいですよ!
今年のハロウィンは青森りんごを使い、いつもとひと味違った「りんごハロウィン」を楽しんでみませんか?