さて今回は、青森県弘前市の弘前公園東門前にあります「可否屋葡瑠満(ぶるまん)」にお邪魔いたしました。弘前公園のそばのシックな白い建物のお店です。
店内に入りご主人と挨拶をかわすと席に案内していただきました。席に着きお店のおすすめなどを聞きながらメニューを拝見します。そしてさっそく『あっぷるぱい』と、定番だという『ちいずけえき』を注文いたしました。
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『あっぷるぱい』
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『あっぷるぱい』 ・・・ 400円(税込)
手でいただくタイプの『あっぷるぱい』で、パイ生地はニュージーランドで作られているものを使用しており、サクサクとした食感と豊かなバターの風味を感じることができます。軽食としてもおすすめです。
シナモンは後から振りかける仕様なので自分の好みに合わせられますよ。シナモンが苦手な方はかけなくとも大丈夫ですし、お好きな方は多めにかけてもよいでしょう(写真はシナモン無しにて撮影)。
弘前では毎年さくらまつりが開催されます。そのさくらまつり期間には1日150個ほどの『あっぷるぱい』を用意したものの完売してしまい、それでもまだ注文が続いたという人気の一品です。
『あっぷるぱい』のりんごは奥さまの実家の板柳町産ふじを使用していますが、来週からはりんごの在庫が無くなるためりんご公園のものに切り替わるとのことでした。
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『ちいずけえき(みでぃあむ)』
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『ちいずけえき(みでぃあむ)』 ・・・ 350円(税込)
葡瑠満(ぶるまん)の自家製けえきの中でも定番の『ちいずけえき』はバター風味でとってもクリーミー。この『ちいずけえき』には「れあ」「みでぃあむ」「べいくど」などの他に、旬の果物や野菜を使った季節のけえきがあります。現在はバレンシアオレンジを使ったお味のちいずけえきもおすすめです。
この『ちいずけえき』には『ふれんち可否(コーヒー)』の組み合わせがおすすめとのこと。『ふれんち』は濃いめの味なのに嫌な苦みが一切なく、『ちいずけえき』を一口食べ『可否(コーヒー)』を飲むとまろやかになるので、砂糖もミルクも不要です。けえきの上にのっている杏もワインで煮込んでいて甘酸っぱいお味がとっても美味しいですよ。
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『特製あっぷるじゅうす』
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『特製あっぷるじゅうす(ほっと・あいす)』 ・・・ 700円(税込)※写真はあいすです。
こちらの『あっぷるじゅうす』も板柳町産です。ふじとジョナゴールドをブレンドした完熟果汁で、加工用のりんごを使ったものをホットにすると渋くなるため自家用のりんごを使っています。
りんごジュースの香りがとてもフレッシュで飲み心地もすっきりとしております。
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店内のようす
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カウンター後ろにはカップ&ソーサーがずらりと並び、こだわりの『可否(コーヒー)』や『紅茶』をこちらのカップにいれて提供してくださいます。ご主人の宮本さんは気さくなジェントルマンで食事をしながらゆったりと会話を楽しんでもよいでしょう。
店内はカウンター席とテーブル席があり、宮本さん撮影の写真を眺めることもできます。すいこまれそうな青池の写真がなんとも美しく素敵でした。写真は季節により入れ替わるとのことで訪れる楽しみの一つにもなりそうです。
今回もりんご大学のアピール広告をレジ横に置かせていただきました。料理研究家コウケンテツさんのりんごを使ったレシピや津軽でりんごにたずさわる人々を取材した「我ら林檎人」もあわせてよろしくお願いいたします。
【アクセス】 可否屋葡瑠満(ぶるまん)への道のりについては下記地図をご参照ください。車は隣の弘前文化センターにて最初の1時間無料でとめられます。
電話:0172-35-9928
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