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音楽ライター・オラシオの「りんごと音楽」 

~りんごにまつわるエトセトラ~

 


 

新コーナーが始まりました!

【音楽ライター・オラシオの「りんごと音楽」 ~りんごにまつわるエトセトラ~】

音楽ライター・オラシオさんが、りんごについて熱くゆるく語ります。

  

気になる第一回目の記事は「黄色いリンゴにギャップ萌え」です。

食べ物に限らず「見た目」ってとても大切です。『人は見た目が9割』という本もベストセラーになりましたよね。おいしそうな見た目をした食べ物が、本当においしい。優しそうな顔立ちをした人が、本当に優しかった。見ただけでその価値がわかるということは、世の中に安心感を与えます。…もっと読む

 

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【オラシオ】

ポーランドジャズをこよなく愛する大阪出身の音楽ライター。現在は青森市在住。

 

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弘前シードル工房 kimori

農家の庭先でシードルを ~弘前シードル工房 kimori~

 

 

りんごのお酒、『シードル』。弘前にりんご農家が作ったシードルがあります。

りんご畑に囲まれた白い三角屋根、温かなウッドデッキ。ここがkimoriです。

「農家の庭先でシードルを。」これがkimoriのコンセプト。ぬくもりあふれる想いが、随所から伝わってくるようです。

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代表の高橋さんは、今年で就農12年目。もともとは東京で仕事をしていたのが、お母様の病気をきっかけにりんごに携わるようになり、地元へ帰ってきたそうです。


「当時は何をするにも東京に行かないとできない仕事が多かった。しかしパソコンの普及に伴ってどこでもできる仕事になり、東京に居なければならない理由が薄れていました。そんな時りんごに携わるようになって、りんごはここでないとできないものだと実感しました。」
 

まったくの素人から手探りで始めたりんご農家だが、面白くなっていったといいます。

「りんごはとても手がかかる。それがやりがいにつながっていきました。それなのに周りを見ると、廃業していくりんご農家がある。あと20年後には大変なことになる、という危機感がありましたね。」

 

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シードル作りを始めるきっかけ

決定的な出来事は平成20年の雹被害。降雹によって出荷できなくなり行き場を失った大量のりんごを、穴を掘って埋めるしかなかったという。

「自分は大丈夫だったけれど、知人が被害に遭いました。あんなに1年間手間をかけて育てたのに、雹による少しのキズが付いただけで最後に捨てるしかないなんて。そんなのとてもやるせない。このままでいいのか、今何をやるべきなのか。それを意識したとき、パッとシードルが浮かんできたんです。」
 

早速、シードル作りへ。
そのときは自分で作るという考えは全くなかったそうです。

「シードル作りを委託することを考え、依頼しようと伺った先の工場長に『むしろ地元の方たちに作って欲しい』と言われました。大手が作るのでは意味がない。地元にいろいろな種類のシードルがあれば、地元が盛り上がるのではないかと言われ、自分たちで作ろうと思いました。」
 

 平成20年には1社しかなかったシードルも、今はシードルの飲み比べができるイベント「シードルナイト」を開催できるまでに種類も増え、じわじわと人気が高まっています。

 

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りんごの産地、りんごの印象

 「もっとりんごに、りんご畑に、シードルに親しんでほしい。」

高橋さんはそう語ります。

 「雹の被害に遭う前から、この現状をなんとかしたいという想いはありました。『りんご農家です』って言うと、『大変ですね』といった類の同情の目を向けられるんです。りんご農家は割りに合わない仕事だと思われているから。ニュースでりんご関係の報道があると、台風だ、雹だ、りんご泥棒だと良いニュースが流れない。だから、りんご農家は儲からないし良いことないでしょ?というイメージなのでしょう。

でも実際は、りんご農家は本当にりんごが大好きなんです。りんご農家を続けたい、けれどどうしても、泣く泣く廃業しなければならないというのが実際の状況なんです。一般の人たちとりんご農家の間で、こんなにも認識に溝が生まれてしまっているんです。これを変えなければ、生の声を伝えなければと思いました。」

 

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室内には薪ストーブが。寒いときはりんごの薪で暖をとります。

 りんごとの距離

「りんごは弘前公園の桜と同じくらい弘前に貢献していると思うんです。」しかしりんごは桜のように歓迎されてはいない。同じくらい弘前に貢献しているのに、なぜなのか。 

「それはりんごが地元を飛び越えてしまって、地域にあまり触れていないからなのだと感じました。これはりんご関係者みんなが反省しなければならないことです。
りんごが安値の年は、地域の経済も回らない。りんごの直接的な売り上げだけでなく、間接的な売り上げも大きく影響しているからです。りんご全体が、この地域全体の経済を動かしている。これはりんご農家だけの問題ではなく、地域全体の問題なんです。」

だから、もっとりんごを身近に感じて欲しい。

もっとりんごに触れて欲しい。りんご畑に来て、りんご畑を知って、りんご畑に親しんで欲しい。りんごというものはこんなに良いもんだということを感じられる場所にしたい。

高橋さんはそうおっしゃっていました。

 

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【写真左から】

kimoriシードル スイート

アップルパイなどにおすすめ。

kimori シードル ドライ

チーズ、焼き鳥、魚介、刺身などの生魚に。高橋さんのおすすめはニシンの切り込みだそうです。

 

kimoriこだわりのおいしさ


「うちのシードルは、ろ過していません。ろ過してしまうとりんごらしさがなくなってしまうんです。

もうひとつ特徴としては炭酸ガスを人工的に充填していないことですね。他のものだと後から人工的に炭酸を充填させるのですが、うちは酵母だけで醗酵させているんです。」


ゆっくり時間をかけて、舌触りの良い、まろやかな炭酸になるのだそう。

「農家がこっそり作っているどぶろくのイメージなんです。農家秘蔵の、とっておきのお酒。
そんなお酒を多くの人たちに飲んで、そしてりんごに親しんで欲しい。」

 おすすめの飲み方を教えていただきました。

「シードルはよく冷やして飲んで欲しいです。氷を入れると味が薄まって、せっかくのりんごの風味が薄くなってしまいます。温めて飲むのもおいしいんですよ。『kimori SIDRE SWEET』を温めて、りんごのウイスキーを少し入れるとまた格別のおいしさです。

 

  ニーズに挑戦する

「今後は小さなタンクも入れたいですね。

農家の方から「作って欲しい」という要望もあるので、それにも応えたいです。」

 

 お忙しい中時間を割いてくださった高橋さん、本当にありがとうございました。


 

 

 
kimori.jpg   <プロフィール>
      高橋哲史
    株式会社 百姓堂本舗 代表取締役
   

平成15年にUターン就農。平成24年、りんご生産者らを主体とした「株式会社百姓堂本舗」を設立。平成26年にシードル加工施設「弘前シードル工房 kimori」をオープン。

               
   

kimori_5.jpg <弘前シードル工房 kimori>
代表 :  高橋哲史
住所 : 

弘前市大字清水字寺沢52-3

(弘前りんご公園内)

TEL :  0172-88-8936
FAX :  0172-88-8976
運営 株式会社百姓堂本舗

 

 


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「黄色いりんごは酸っぱい」と世間一般では思われがちな傾向にある中、他の黄色りんごとは一線を画し「甘いりんご」として愛されてきた「王林」。今や誰でもその名を知っている、黄色りんごの代表品種です。その芳しい薫りと豊かな甘さに、今も昔も多くの人が心を奪われています。 091029ourin.jpg

「王林」は1943(昭和18)年、福島県の大槻只之助氏の手によって、黄色い「ゴールデンデリシャス」と甘い「印度」をかけ合わせて作られました。当初地域の人々には、その見た目から「ナシリンゴ」や「ソバカス美人」と呼ばれていましたが、1952(昭和27)年に、「林檎の中の王様」になるようにとの願いが込められ「王林」と命名されました。品種登録はされていないものの、「ふじ」の次に多く生産されていて、 これまでご紹介してきた「きおう」や「トキ」は、この「王林」を親として生まれました。

 「王林」の特徴としてまず最初に挙げられるのが、抜群の強い甘味と芳香です。その上果汁が非常に多いため、口に入れた途端果肉から甘さが洪水のように溢れだします。果肉が緻密なので歯応えが優しく、小さなお子様からご年配の方々にも喜んでいただける口当たりです。

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果皮には果点(茶色い斑点)があったりサビ(ざらざらした筋が入っている状態)が出来やすかったりしますが、味には何の影響もありません。そして「王林」は保存性に非常に優れ、長期間美味しい状態を保つことができます。収穫は10月中旬頃から始まりますが、食べ頃の旬は11月から翌年2月頃となります。

 
              
101326ourin1.jpg 人の本当の美しさは外見ではなく心。それと同じように、りんごも本当に美味しいものは見た目に関係なく多くの人の心に響き愛されます。いよいよこれから旬を迎える、果点だらけの貴婦人「王林」。その圧倒されるほどの香りと甘さに酔いしれてみてはいかがでしょうか。
 
 
 
 
 
 
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 王林について詳しくはこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

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10月開催のイベント各所に突撃取材!!
当日の来場者 約48名に新しいウィンドウで開きます10月頃に収穫される品種の中から好きなりんごを1つだけ選んで投票してもらいます。動画で投票のようすと結果をご覧いただけます。

9月28(土)弘前市りんご公園で開催された「弘前りんご収穫祭」の司会&ライブ出演されていたりんご娘のときさん、王林さんに参加していただきました!!!

お2人はどのりんごに投票したでしょうか?

答えは動画の後半に出てきます。

 

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ライブ直後にもかかわらず快く投票していただき本当にありがとうございました。
向かって左より、りんご娘ときさん、王林さん
新しいウィンドウで開きます りんご娘  オフィシャルウェブサイト http://www.ringomusume.com/ rng48_img_04b.jpg

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この10年で生産量が急激に増加し、今や早生系ふじと並んで10月の黄色品種の代表格となった「トキ」。「トキ」には、育成者であります故・土岐傳四郎さん(以下土岐さん)のりんご産業に対する並々ならぬ“思い”が詰まっています。今回は、青森県のりんご産業が始まって以来『これほど急増した品種はないのではないか?』と言われている、期待の黄色りんご「トキ」の誕生についてお送りいたします。

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【登録番号】  第12306号

【登録年月日】 2004年11月8日

【品種登録者】 有限会社原田種苗

【品種育成者】 土岐傳四郎

 

  

 

「青森県そして日本のりんご産業に貢献できる品種を作りたい」

育成者である土岐さんはそう思い続け、40年間りんごの種を蒔き続け品種改良を行ってきました。品種の育成と一口に言っても、1品種を育成するためには10年以上の月日がかかります。さらに品種登録されるまでの期間は、伸びていく品種かどうかわからないりんごのために肥料を蒔き農薬をかけ、利益が得られないのにもかかわらず経費はかさんでいきます。つまり、りんごの育種には膨大な時間と経費を要するのです。

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そのような状況下でも、“りんご産業に貢献できる品種を作りたい”という一心から、土岐さんはりんごの品種開発に力を注ぎました。特に「トキ」は、1985年から育成が始まり、様々な試験や特性調査を経て登録出願する2001年まで、実に16年もの歳月を費やしました。

そして誕生した「トキ」。最初は果実が小さく、大玉が好まれる日本では商品として世の中に出すことはできませんでした。しかし、糖度が高く、香りがよく、シャキシャキ感があり食味が良好であるため、土岐さんは接ぎ木を繰り返すなど研究に研究を重ね、小さかった「トキ」を大玉に成長させることに成功し、2001年に登録出願しました。

すると翌年の2002年頃から、食味の良さに加えこれまで10月に有望な黄色品種がなかったなどの理由により、産地市場での評価が急速に高まり始めました。2008年には約700トンだった「トキ」の生産量は、5年後の現在、約3倍の2,000トンを超える勢いで急増しています。

こうして「トキ」は、瞬く間に10月の黄色品種の基幹品種になりました。育成者の土岐さんはこの功績が認められ、青森県りんご協会より青森県りんご産業の功労者に贈られる「木村甚彌賞」(2010年度)を受賞しました。

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土岐さんのりんごへの思いは「トキ」という形になりました、そしてその思いはきっと、「トキ」を通じてこれからもたくさんの人々に広がり続けることでしょう。

 

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