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りんごの実が大きくなってくると枝にかかる負担も大きくなり、りんごの重みで枝が垂れ下がります。

そのままにしておくと枝が折れることもあるため、「支柱入れ」という作業をします。

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長く丈夫な棒の先にU字型の枝受けが付いたものを、枝の下から持ち上げるように入れて支えるという、作業としては簡単なものですが、枝の下がり具合をみて、またスピードスプレーヤーが通りやすいようになどを考慮して支柱入れをしています。

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下がった枝を持ち上げることで風通しもよくなり、太陽の光も差し込むようになります。

 

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支柱入れは「摘果」作業や「葉取り」作業などと並行して行い、生産者さんによってそのタイミングもまちまちです。一度支柱入れをした後でも支柱がずれてしまったり作業の妨げになった場合は、りんごが収穫されるまで支柱の入れ直しを行うこともあるそうです。

りんごの実の重さは品種によって違いはありますが300g~400g程あり、一枝に何個もの実がなると枝にかかる負担は相当なものです。支柱を入れるひと手間のおかげで翌年以降もまた美味しいりんごを実らせてくれるのですね。

 

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今回は薬剤散布の様子をご紹介します。

薬剤散布は病害虫からりんごを守るために行います。農薬は厳しく定められた使用基準を守り、飛散防止のように周辺環境にも配慮しながら使用しています。

 

スピードスプレーヤーという散布用の機械を使って、年に数回殺虫剤や殺菌剤を散布します。りんご園の中でも目立つようにほとんどが赤い色で、効率よくかつムラなく散布することができる優れものです。

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スピードスプレーヤーのタンクに、殺虫剤、殺菌剤、カルシウム剤などと水を一緒に入れ、樹々の間をゆっくりと走りながら薬剤散布していきます。

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 運転をする人にも薬剤がかかるため、サングラスにマスク、合羽着用ですが、お邪魔した日はとても暑い日で、薬剤補給の際には合羽を脱ぎ、合羽を水に濡らして涼を取っていました。真夏の薬剤散布は暑い中合羽着用で、熱中症に注意が必要です。

 

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最近のスプレーヤーはキャビン付きでエアコン完備(右写真)。まだまだ高額ですが導入もどんどん進んでいるようで、これだと真夏の薬剤散布も快適に行えますね。

 

 

 

 

「りんごって農薬を使っているの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、りんご栽培には農薬は不可欠で、農薬を使用しない場合病気にかかったり害虫が大量発生するなど、普段私たちが食べているりんごが採れなくなります。生産者さんは皆一人一人使用基準を守って使用しており、安全が確認されたりんごしか販売することができないことになっているので、安心して食べることができるんですよ。

 

農薬についてもう少し詳しく下記にまとめましたので、こちらもお読みいただければと思います。

 

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農薬について

農薬を使用しないでりんごを栽培できたら、生産者にとっても消費者にとっても良いことです。しかしりんごの樹はとてもデリケートなので、農薬を使わなければりんごの樹は病気にかかったり、葉は害虫に食べられるなどの被害を受け、樹が枯れてしまいます。

りんごの果実にも病気がついたり、害虫が入ったりし、食べられなくなります。また、農薬を使用しないでりんごを栽培した場合、売り物になるものは3%程度になることがわかっています。
りんご栽培には農薬は不可欠であると言えるでしょう。

でも…本当に農薬は安全なのでしょうか。

農薬は、登録に際して毒性評価を行い、人畜などへの害がない量的な範囲を作物残留などの基準として定め、この基準を超えないように使用方法が決められています。これにより、使用方法を遵守し、安全が確保された作物しか販売することはできません。よって消費者の皆様の元へ届くりんごは安全ですので、安心してお召し上がりいただくことができます。

 詳しくは、こちら

さらに、農薬を適正に使用しているかチェックしたり、りんごを消費者まで安全に届けるための取り組みとして、トレーサビリティが導入されています。

 トレーサビリティについて詳しくは、こちら

 青森りんごTS導入協議会について詳しくは、こちら

 

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青森県は言わずと知れたりんご生産量日本一。特に津軽地方はりんご栽培が盛んで、郊外まで行かなくともりんご畑を目にすることができます。
そんなりんご王国ですが、一口にりんご栽培と言っても、畑の地形や気候、品種によってかける手間ひまは生産者によって変わってきます。

今回りんご大学では、弘前市のお隣 大鰐町の高地(駒ノ台地区 標高約300m)でりんごを栽培している生産者さんを訪ね、高地ならではのりんご栽培や苦労などをお聞きしました。

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前回(第二回目)は高地特有の気候がりんごに良い影響を与えていることもあるということをお伝えしました。今回は平地に負けないりんごを作るためにこだわっているという土づくりについてお伝えします。

アイコン高地のりんご栽培の特徴や普段気をつけていることなどありますか?
アイコン photo_yagi14a.jpg まんず、土をしっかり作る。りんごが成長しやすく、病害に負けないような強い土作りが基本だな。人間で言えば風邪に負けないような強い体質作りのようなことだべな。

アイコン寒さに負けないような土作りということですか。具体的にはどういうことをしているのですか?
アイコン photo_yagi14b.jpg 化学肥料は使わない。平地に負けないりんごを作ろうと思ったら化学肥料はあまりよくない。堆肥をオーダーで作ってもらっていて、春にまいているんだ。

アイコン広い畑ですし堆肥もかなりの量ですよね。きっと。
アイコンんだ、大変。軽トラで何回も行き来して。ある程度均等に畑さまぐ。6~7年くらい前から、堆肥以外に味を良くするために発酵リン酸とかシーマロックス(花崗岩からミネラル類を抽出してる)もかけてるばって、それをかければより一層味が濃くなるよ。
アイコン photo_yagi15a.jpg 色々と工夫されているんですね。


アイコンそれはいいもんだということで、大鰐地区は結構今それを使ってる。美味しい大紅栄を作るべと。

大鰐地区のりんご農家さんは大紅栄を1人100箱作ろう運動をされ大紅栄に力を入れておられます。そんな高地で作られた大紅栄などのりんごが美味しい理由は、こういった土作りにもあるのでしょう

 

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余談ですが、高地ではりんご畑が山の斜面に作られていたり、割と平らになっている畑でも崖のすぐそばであったりすることも多々あります。平地とは違う高地のりんご畑での梯子の使い方をご紹介します。

アイコンところで、作業されている様子を見るとすごい梯子のかけ方ですね。
アイコンんだな。崖のすぐそばまでりんごの樹があるはんで、崖近くの枝を作業するときは、地面と崖の斜面に梯子をかけて作業することもあるな。
アイコン高地だと畑も傾斜してるところが多いから梯子安定させるの大変そうですね。
アイコン結構梯子を開いて使ったりするな。坂になってるはんでそうやって安定させねば。
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このように土作りやユニークな梯子の使い方をしてりんご畑の手入れをおこたらず育てていらっしゃいます。高地のりんごは小ぶり傾向にありますが、貯蔵性がよく味の濃さにも定評があるのです

 

 次回へ続きます。 

  

  

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今回はりんご園全体のお手入れ、「草刈り」の様子をご紹介します。

りんご園では土の水分の蒸発や土壌の侵食を防いだり、有機物補給ということから草を生やしています。

  ※土壌の浸食とは…雨水や風によって表土が流れたり飛び散ったりして失われ、土地が荒廃すること
  ※有機物補給とは…りんごの生育に必要な有機物を補給すること
               マメ科植物は土に窒素分を供給し、また刈った草は微生物によって分解され土の養分となる

  

しかし、草が伸びすぎると、草に土中の水分や養分などを奪われてしまい、また、草の中に虫やネズミが住みついたりするので、1年に4~6回程草刈りをします。

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こちらの園地では乗用タイプの草刈機を使用し、ゴーカートのように園地を走りながら草を刈っていました。

スピードも速く広い園地の草を効率よく刈ることができますね。しかし、気をつけないと枝にぶつかったりするので注意が必要です。

 

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樹の周りもギリギリまでできるだけ刈るようにしていますが、残った草は刈払機を使用して刈ったり、摘果作業と並行して手作業で草を刈っていました。

 

草が伸びてくるたびに草刈りををしなければならず、りんご園の規模によっては何時間もかかる作業となりますが、虫やネズミ対策だけでなく園地もきれいになり、作業もしやすくなります。

 

晴天が続き雨が降らない時は、水分の蒸発を防ぐためにしばらく草刈りをしないという方もいますし、短くきれいに刈ってしまわずに草を長めに残しておくという方もいて、生産者さんによって草刈りの方法やタイミングなどはまちまちのようです。

 

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理由があって草を生やしており、草刈りをすることで園地をきれいに保ち病気や害虫を減らすことができる、美味しいりんごを作るためにも大事な作業なんですね。りんご栽培というと、りんごの実や樹だけに注目されがちですが、りんご園全体の手入れである草刈りもまた、重要な作業の一つと言えるでしょう。

 

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青森県は言わずと知れたりんご生産量日本一。特に津軽地方はりんご栽培が盛んで、郊外まで行かなくともりんご畑を目にすることができます。
そんなりんご王国ですが、一口にりんご栽培と言っても、畑の地形や気候、品種によってかける手間ひまは生産者によって変わってきます。

今回りんご大学では、弘前市のお隣 大鰐町の高地(駒ノ台地区 標高約300m)でりんごを栽培している生産者さんを訪ね、高地ならではのりんご栽培や苦労などをお聞きしました。

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前回(第一回目)は積雪の多さや寒さで実が小ぶりになるなど、高地栽培での苦労をお伝えしました。今回は、高地特有の気候が良い影響を与えていることもあるということをお伝えします。

アイコン photo_yagi12d.jpg 平地より気温が低いとやっぱりりんごの成長は遅れますか。

アイコンんだな。夏でも朝晩は涼しいし、収穫までの気温が平地より低くなるから・・・りんごも全体的に小ぶりになるな。
アイコン夏でも朝晩は涼しいんですね。確かに平地より実が小ぶりのような気がします。
アイコン小ぶりになるということは実がしまるっていうことなんだ。実がしまるから貯蔵性も良いし。高地特有の寒暖差のおかげで味が濃くなったり色付きが良くなったりするんだよ。  

ここで弘前と碇ヶ関の最高気温と最低気温を見てみましょう。下記の表1、表2を見ますと標高の高い碇ヶ関の方が最高気温も最低気温も低いことが分かります(駒の台の観測データが無いため碇ヶ関のデータを使っています)。

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表3ではその寒暖差をグラフにしてみました。弘前と碇ヶ関の気温差を見てみると、標高の高い碇ヶ関の方が寒暖差が大きく、この差が大きいほど味が濃くなり色付きが良くなります

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さらに駒の台(標高300m)は碇ヶ関(標高135m)より標高が高く、寒暖差はより大きくなるのです。気温も駒の台の方が低く、全体的に小ぶりになりますが実がしまるということが言えるでしょう。また、気温が低いと酸味が保たれ、実がしまることと併せて貯蔵性が良くなります

 

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去年の秋に収穫したりんごが現在もまだ残っていました。これは収穫後の12月頃から家族で食べる分を倉庫によせているもので、固さや味はどうなっているのでしょうか。

アイコン冷蔵保存されていないりんごは、一般的には春くらいになると柔らかくなって味も落ちてくるイメージがありますが、まだ固いですか。
アイコンいや、冷蔵庫さ入れてないとさすがにこの時期になると柔らかくはなるよ。柔らかくはなるけど、味はまだまだいけるよ。
アイコン今はCA冷蔵庫などの普及・発達もあり、夏でも新鮮で美味しいりんごが買える時代ですが、前からここ駒の台のりんごは貯蔵性がいいってことで、人気だったんですか?
アイコンまあ、そうだべな。だから今でも高地のりんごは、貯蔵性がよく、味もよいって言われてるんだべな。食べてみへ!
アイコンでは、いただいてみます。小屋に入れて置いただけとのことで、柔らかくなってはいるものの、十分甘味もあり美味しいです!ごちそうさまです。
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高地のりんごは全体的に小ぶり傾向ですが、その反面、貯蔵性がよく味の濃さにも定評があり高原りんごとして人気があります。次回は、高地特有の作業の様子などをお伝えいたします。

 

 次回へ続きます。 

  

  

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