今のりんご園の様子の最近のブログ記事

100409sehi-map.gif

100409sehi-logo.gif

4月に入り、桜の蕾が大きくなるとともに、北国の春も本番を迎えました。りんご園では若草が萌えはじめ、春の訪れを知らせてくれます。

100409sehi3.jpg

整枝・剪定が終わると、今年の最初の施肥が始まります。

私たち人間は穀物、野菜、お肉など、いろいろな種類の食物を摂って生きていますが、りんごの樹も同じく、十分に肥料を施せば、おいしいりんごを実らせます。施肥作業は一年間に数回行い、春の施肥作業を「春肥」とよび、他にそれぞの季節に行なう「秋肥」「冬肥」があります。

100409sehi5.jpg肥料をまいている様子 

100409sehi4.jpgりんご畑で活躍する運搬車

施肥をする際には、肥料が肌に付着しないように、マスクや手袋を着用します。肥料の籠を持ち、りんごの木のまわりに撒いていきます。一見簡単なようですが、天気、風の方向などをいろいろ考慮しなければなりませんので、かなりの経験が必要です。

春の施肥はこの後、6月の終わりころまで数回に分けて追肥を行います。

3月の大雪

3月に入ると暖かくなり、雪もだんだん消えて春らしくなってきたと思ったら、先週水曜日また大雪が降りました。

今回の降雪は約30センチほどで、りんご畑は一面に白い絨毯を敷いているようです。連日の好天気と融雪作業によって、やっと土壌が見えそうになりましたが、再び銀色の世界に変身しました。風がなかったためか、枝に雪が積もり、りんごの樹がまるで新しい衣装を身に纏ったかのようです。

100313yuki1.jpg降雪前100313yuki2.jpg降雪後

今回の雪が今冬最後の大雪かもしれないと思ったら、少し名残惜しい気分になりました。でも、春はもうすぐです。りんごの小さな芽が見られるのが楽しみです。

100223yusetu-map.gif

100223yusetu-logo.gif

2月下旬になると、そろそろ厳しい寒さもやわらぎ始めてきます。そして、雪のりんご園の風景にも少しずつ変化が訪れます。

それまでは綿のように軽くふかふかだった雪も、昼の日差しで溶け始め、それが夜の低温で凍り付き、雪の表面はとても堅くなってきます。そして雪面がどんどん低くなっていくので、わい化の樹の下枝が凍り雪に引っ掛かってしまい、折れたり生育遅延になる恐れがあります。したがって、2月から3月まで、わい化栽培のりんご園では雪害防止対策として「融雪材の散布」という作業が行われます。また、大きなりんごの樹がある園地でも、3月頃になって雪解けが遅いと同じ作業が行われます。

 100223yusetu1.jpg

融雪材の散布作業は、効率よく雪を溶かすために晴天が望ましいです作業員は手に融雪材が入っているバケツやボックスを持って、 手で融雪材をりんご樹の周りにふりかけます。また、風の方向も考慮しながら作業します。

では、融雪材の成分をみてみましょう!

一般的に使われている融雪材はの乾燥した木炭粉です。黒色の炭粉は日光吸収率が非常によく、早春の堅くなって雪の層を壊す役割を果たしています。雪上に散布することにより、雪解けを5~10日ほど早めるそうです。

融雪材を散布する時、暖かい格好のほかに、雪の反射が強いことと炭粉が飛ぶために、サングラスや、マスク、手袋が必要です。

100223yusetu2.jpg100223yusetu3.jpg

因みに、この融雪作業は、毎年の降雪量や気候によって行う時期が違います。また、実施しない園地もあります。 

津軽のりんご園では、1月から整枝・剪定・雪下ろし・融雪などの作業が順次行われています。雪の上での大変な作業が続きますが、新しい春に向けて、今年度の収穫に向けて、生産者の皆さんは頑張っています。
 

 

100118senntei-map.gif

100118yukiorosi.gif1月のりんご園は、すっかり雪景色。

今年の冬は雪がたくさん降り、津軽地区のりんごの樹も深~い雪に埋もれて真っ白になりました。

このがあまり多く降り積もると、りんご樹の枝が雪の重さに耐えられず、折れたり裂けたりしてしまいます。その為、冬のりんご園ではりんご樹や枝の「雪おろし作業」を行ないます。

100128yuki.jpg

上の写真では、厚いところは1メートルくらいまで積もっており、雪をおろすのも大変そうです。

雪をおろすだけでも大変なのに、りんご園にも深く雪が積もっているので足場も悪くさらに大変な作業となります。また、りんご園までの道も、小さな道は除雪されないので、大きな通りからりんご園までは深い雪を漕いで歩いていきます。これだけでもかなりの重労働です。

下記の写真は、雪の重みでりんごの木が裂けた写真です。

 

100128ki.jpg

りんごの幹が裂けた部分

100128eda.jpg

右側の裂けた枝が雪に埋もれています

 

りんご樹に厚くのしかかる雪は、気温が上がってくると湿気でさらに重くなり、雪に埋もれた枝先も温かくなると雪が沈むため、下に引っ張られていきます。それによって、枝が折れたりするため早めの雪おろしが大事になります。

冬になると、りんご生産者たちも冬休みになるのでは?・・・と思う方もいるでしょうが、
雪をおろしたら整枝・剪定作業、雪が降り積もるとまた雪おろし・・・と、なかなか休めません。

美味しいりんごを収穫するために、今日も雪のりんご園でがんばっています!


  

100128kanjiki.jpg右の写真は、雪おろしの作業に必要な「かんじき」と、雪をおろすのに使う「雪かき棒」です。

「かんじき」を履くと、雪の上を沈まずに歩くことができます。今の「かんじき」は、プラスチック製やアルミ製なども売られていますが、昔ながらの杉の木などを曲げて作ったものも健在です。

「雪かき棒」もいろいろな物が売られていますが、こちらの園主の方は、りんごの樹を傷つけないようにと手造りの木製雪かき棒を使用していました。

100118senntei-map.gif100119senntei-logo.gif

平成22年産りんごの栽培作業が始まりました。

最初の作業は、1月~3月に行われる整枝・剪定作業となります。

整枝・剪定は、その年の品質や収量に大きな影響を与えるために、とても重要な作業となります。

100117sentei1.jpg

この作業によって、りんご樹のすみずみまで光がよく入るようにして、日照不足にならないようにします。そして、今年の花芽を考慮しながら枝の剪定を行い、花芽の確保とそれによる良品物の生産、樹体の維持、作業性の向上を図ります。

100117senteimae.jpg100117senteigo.jpg
枝を切り落とす前枝を切り落とした後

 

枝を整えて、ある程度の枝を切り落とすことで、栄養分を無駄なく花芽にいきわたらせる効果もあります。また、残した枝や芽で秋の収穫までの作業を行うので、質の良い枝や芽を見極める熟練した経験が必要となります。

この作業は、ハサミやノコを使って行います。

100117sentei5.jpg100117sentei4.jpg100117sentei6.jpg
手元の枝を切り落とすハサミ高い所の枝を切り落とすハサミ剪定のハサミとノコ

 

ハサミやノコのほか、冬の寒い時期なので防寒対策をしっかりとして、また太陽光と雪からの反射光を防ぐためにサングラスも必需品となります。

枝を切り落としたあとには、切り落とした部分から病気が入るのを防ぐために、切り口に塗布剤を塗る作業も行います。

 

今年も、おいしいりんごが収穫できるように、生産者の皆さんは雪の中、頑張っています。

今は雪で真っ白なりんご園が、秋にはおいしいりんごで真っ赤になるのが楽しみです。 

前の5件 1  2  3  4  5