りんごのカロリー、気になりますか?
りんごは甘いので、カロリーが高いのでは? と身体によいことを知っていながら、食べるのを控えてしまってはもったいないですよ。
りんごのカロリーは「Mサイズ1個(255g)」あたり、「138kcal」ほどです。
他の食べ物のカロリーも参考にすると、下記の表のようになります。
食べ物 (目安のグラム) | 目安のグラムに 対するカロリー | 100gあたりの カロリー |
りんごMサイズ1個(255g) | 138kcal | 54kcal |
ごはん一膳(160g) | 269kcal | 168kcal |
食パン6枚切り一枚(60g) | 158kcal | 264kcal |
バナナ1本(可食部90g) | 77kcal | 86kcal |
キャベツ(生)の千切り(重さ100g) | 23kcal | 23kcal |
あんまん1個(80g) | 225kcal | 281kcal |
ポテトチップス一袋(85g) | 471kcal | 554kcal |
それでは、ポテトチップスを例に見てみましょう。
ポテトチップス一袋あたりの「471kcal」は、「約10kmの距離を1時間で走れば消費できる」のですが、すごく大変ですよね。つい小腹がすいて食べてしまうことも多いと思いますが、ポテトチップスを食べる回数を減らし、変わりにりんごを食べる回数を増やしてみてはいかがでしょうか?
…でも、りんごって甘いから、やっぱりカロリーが高い気がしてしまう。
そんな皆さまのために「果糖」について説明いたします!
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カロリーと甘さ
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りんごの甘さは、「甘さ(糖質の多さ)=カロリー」ではありません。
りんごの甘さは「果糖」です。果糖は、果物やはちみつに含まれる「天然の糖」です。天然の糖の中で一番甘味度が高く、その甘さは砂糖の1.2~1.7倍で、すっきりとした甘さが特徴です。
また、一度ブドウ糖に変換されてから体内に吸収されるため、血糖値があがりにくいと言われています。
朝食にも最適です。寝ている間に不足したブドウ糖を補うために、朝、ブドウ糖を補給しなければなりませんし、補給後は、脳にエネルギーを与えてくれるため、頭の回転もよくなります。
※脳は、ブドウ糖しかエネルギー源としてうけつけないのです。しかも、少量しかブドウ糖を蓄積することができないので、常に補給しなければいけません。
その他、カロリー以外にも、うれしい栄養がたくさんあります。
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カリウム
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ナトリウム(塩分)を対外に排出してくれる作用があります。この働きが血圧の上昇を防ぎ、高血圧の予防になります。また、ペクチンも同じような働きをします。
利尿作用があり、むくみの解消にも役立ちます。
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ポリフェノール
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生活習慣病の予防や、ガンの予防などに効果が期待できます。
ポリフェノールの主な働きである抗酸化作用は、老化の原因である活性酸素を抑えます。肌や皮膚を若々しくたもてるなんて、嬉しいですね。
ポリフェノールも皮にたくさん含まれているので、皮ごとたべるのがおススメです。
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食物繊維
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食物繊維の「アップルペクチン」は、空腹時に食べるのも、おすすめですよ。
夜遅くの食事が多い人は、炭水化物の変わりに、りんごを食べてみてもいいかもしれませんね。
皮にたくさん「ペクチン」が含まれているので、皮ごとたべるのがおススメです。
さらに、整腸効果もあり、食前に食べると脂肪の燃焼を助けてくれます。また、満腹感も得られるので食べ過ぎを予防してくれますよ。
などなど、他にも身体によい効能がありますので、詳しくはこちらからどうぞ。→ http://www.ringodaigaku.com/eat/effect/effect_2.html
食べる量は、1日に中玉1~2個が適量で、このくらいの量を毎日食べると、身体の調子がとても良いです。「体内がデトックスされている」ような感覚を味わっております。
以上、手軽に食べれて美味しい青森りんごで、毎日の体調管理も楽しくなりますね♪
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