
りんごの生産量日本一を誇る弘前市は今秋、「りんご」色に染まります。
10月~11月にかけて、街をりんごで飾ったり様々なイベントを開催する弘前りんご博覧会。
すでに10月初めから数々の企画がスタートしています。
右の写真はりんご博覧会のフラッグ。街中いたるところに掲げています。とても可愛いデザインです!
その 「弘前りんご博覧会」の一環として、
「第1回 津軽民謡りんご節世界大会」が行われました。 場所は弘前市りんご公園。この日は休日で、多くの人で賑わっていました。

今大会では【一般の部】【ジュニアの部】【自作の部】【五大民謡の部】が行われました。
出場者の皆さんは思い思いの衣装に身を包み、自慢のノドをふるい気持ちよさそうに唄い上げていました。青森県内だけではなく県外から来た方もおり、県内在住の外国人も参加!広く唄われているのがわかります。
観客も強い日差しの中、手拍子で盛り上げ、人それぞれのりんご節を堪能していた様子でした。
司会進行はおなじみ「りんご娘」。アトラクションとしてライブパフォーマンスを披露しました。

さて、そもそもりんご節とは何か?
津軽民謡 りんご節
1.春はりんごの いと花盛りヨー いとし乙女の ヨーホイ エー頬かむり
2.夏は青葉の 緑の林ヨー 蜜にあこがれ ヨーホイ エー舞う蝶々
3.秋は実りに もぎ取る若衆ヨー ねじり鉢巻 ヨーホイ エー豆絞り
4.冬は倉いり お囲い娘ヨー 花の都へ ヨーホイ エーお嫁入り
5.津軽娘は 幸せ者だヨー りんご育ての ヨーホイ 親じゃもの
◎「りんご節」とは、青森りんごの宣伝のために作られた新民謡です。「りんご追分」や「りんごの唄」など全国区の歌はありますが、地元ならではの唄がありませんでした。そこであるりんごの生産者が「津軽民謡の父」と呼ばれた、成田 雲竹(1888-1974)に依頼し、作られたのがこのりんご節です。歌詞と曲に津軽三味線の第一人者である高橋 竹山(1910-1998)が伴奏を付け、昭和29年に発表されました。
津軽の四季とりんごがうまく描写されているこの唄は、収穫の喜びを表すにふさわしい曲といえます。
これから「りんご」という文化が様々なカタチで発信されていきます。この博覧会に合わせてたくさんのイベント企画が行われますので、チェックしてみてください!!

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