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Vol.11 美しい髪、キーワードは適度な皮脂

6月と聞いて真っ先に頭に浮かぶのが、鬱陶しい梅雨の季節。一方、たくさんの小さい花が集まって咲くきれいな紫陽花を楽しめる季節もこの6月です。紫陽花は初夏を彩る代表的な花として人気がありますが、花の色の移ろう姿が「移り気」なものとして百人一首ではあまり詠まれることの少ない花のようです。紫陽花の名所といえば鎌倉の明月院が有名ですが、激しい混雑が予想されるので早々に断念、先日、東京都内の白山神社で紫陽花を楽しんできました。


シトシトと降る雨の中、紫陽花を見ながらふと気になったのが「髪の毛」。うねる・広がる・はねる・膨らむ・てっぺんがぺったんこになる、と髪のクセは十人十色です。髪の毛は湿気を吸うと1.5倍に広がるというデータもあり、近年ブローを全くしなくなった私の髪の毛は、生え際が激しくうねり、外出する前のヘアスタイルとは別物になっていました。若い頃の朝シャンはマストでしたが、湿気対策にはどうも朝シャンは逆効果のようです。皮脂汚れが気になる、いつもサラサラで清潔感のあるヘアスタイルを保ちたい、ということで朝から髪を洗う人もたくさんいると思いますが、適度な皮脂は紫外線の悪影響から髪や頭皮を守ります。洗った髪に皮脂が行き渡るには6時間~8時間程度かかるようですから、朝洗った髪で外に出るということは紫外線を直接浴びるのと同じこと。洗いたてのさっぱり感にばかり気を取られないようにしたいものですね。


髪のスタイリングは、朝シャンより夜洗ってしっかり乾かしておくことで、翌朝まとまりやすい髪になります。江戸時代は月に1~2回の洗髪が普通だったようですから、現代人は必要以上に洗髪しているのかもしれません。シャンプー後は放置せず、毛先にトリートメントをつけて、すぐに乾かしましょう。半乾きのまま寝てしまったり、髪の毛にドライヤーの熱がこもったままにしておくのもクセがつく原因です。

人の細胞の中には、1日で全て入れ替わるものもあります。髪を洗う時間と身体のサイクルには密接な関係がありますから、夜のシャンプーと丁寧なヘアケアで美しい髪を保ちたいですね。

(2017/6/29)

著者紹介

柳澤泉さん写真

柳澤 泉

東京都出身 日本大学大学院 博士前期課程修了

自立した地域社会の構築を目指し、通称「野菜ソムリエ」の最高峰であるシニア野菜ソムリエの資格を取得、食産業のスモールビジネス支援を数多く手掛けています。 種苗会社専務取締役、(特)農商工連携サポートセンター理事、企業組合あっぷるびゅあ代表など多方面で活躍されています。

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