りんごをこよなく愛するシニア野菜ソムリエの柳澤泉さんが、りんごの栄養やりんごを使ったレシピなどを楽しくご紹介!
読むほどにもっともっとりんごが好きになり、気がつけば心がぽおっとりんご色に…、そんなほのぼのコーナーです。

vol.8 りんごの食べ方(海外編)

気がついたら1月も既に終わってしまい、2月に突入していました。受験生の皆さんがいるご家庭や小さなお子さん、お年寄りがいるご家庭では、インフルエンザの流行が気になる季節ですね。うがいや手洗いを励行するのはもちろんですが、バランスの良い食事や質の良い睡眠をとることもインフルエンザ対策では有効です。昔々、大昔…風邪をひいたり熱を出したりした時に、すりおろしたりんごをよく食べさせられたことを思い出します。食欲がなくても、これだけは喉を通るんですね。おそらく、今日もきっとどこかで、すりおろしたりんごは風邪ひきさんがいるお宅で活躍していることでしょう。

さて、今回は海外のりんご事情について少しお話をしたいと思います。私たちにとって最も身近な果物であるりんごですが、原産地は中央アジアの山岳地帯、コーカサス地方~西アジアにかけての寒冷地とされています。そこからヨーロッパとアジア、2つのルートへと広まったようです。現在あるリンゴは、基本的に「西洋リンゴ」と「クラブアップル」に大別されますが、私たちが普段食べているリンゴは「西洋リンゴ」に属するものです。16世紀ごろまでは、リンゴと言えば100gほどの大きさのクラブアップルが中心だったようです。

りんごが売られている様子

日本ではどちらかというと、大きさもほどほどのものが好まれる傾向にありますが、他の国ではどうでしょう?以前、台湾の知人がお土産でりんごを持ち帰る際に、大きなサイズのものを選んでいました。どちらかというと中国や台湾の方は、大きめのサイズのりんごを好む傾向にあるようです。では、ヨーローッパはどうかというと…こちらは、比較的小ぶりのものが人気があるようです。昨秋、フランスへ行ってきましたが、ホテルの朝食に必ず提供されていたのが「フルーツポンチ」。フランス語では、「macedoine de fruits」または「punch aux fruits」と言うようですが、カットりんごがたくさん入っていたのが印象的でした。欧米ではやはり「丸かじり」が多く、日本のように皮を丁寧に剥いて芯までくり抜いてから食べるのは珍しい光景のようです。消費量も欧米諸国と日本との差が大きいのは、この「丸かじり文化」によるものかもしれませんね。

暖房の効いた部屋では、りんごのフルーツポンチも美味しく頂けます。シロップは水1カップに対してグラニュー糖大さじ2を入れて火にかけ、冷ましてからレモン汁を少量加えるだけで完成です。りんごやお好みのフルーツを浮かべてお召し上がりください。

りんごをたくさん食べて、インフルエンザを予防しましょう!

(2016/2/1)

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