映画ライターとしてもご活躍中の月永理絵さんによるコラム。テーマは『りんごと映画』。
是非、映画と共にりんごも観賞してみてくださいね。
第14回目は『パンを捏ね、ケーキを焼くこと』
■パンとお菓子作りにはまった1年
このところ、毎日のように何かを捏ねては焼いている。「コロナ禍」という言葉が世間にあっというまに広まった今年の3月以降。スーパーやドラッグストアの棚からは、マスクに続き、トイレットペーパーやティッシュペーパーなど、生活必需品が次々に消えていった。さらに驚いたのは、小麦粉やホットケーキミックス、ベイキングパウダー、ドライイーストなどもたちどころに姿を消した。どうやらみんなが家にこもるようになり、パンやお菓子作りに精を出し始めたらしい。
月永理絵(つきなが・りえ)
青森市出身で、『映画酒場』『映画横丁』などの雑誌や書籍を手掛けるエディター&ライター。現在『メトロポリターナ』『現代詩手帖』『i-D JAPAN』他にてコラムを連載中。


