りんごの食べ方
【食べ方 1】 りんごの丸かじり

品種によって違う食感が楽しめる食べ方です。
丸かじりすると歯のすき間にたまった歯垢が取り除かれ、歯を清潔に保つ歯磨き効果があります。さらに、硬いりんごをよく噛んで食べることで、歯や歯茎を丈夫にします。欧米では 「自然の歯ブラシ」と呼ばれています。
りんごの皮には、ポリフェノールやカリウム、ペクチンなどの健康に役立つ成分が多く含まれているため、皮ごと食べるのが健康には良いとされています。
農薬が不安な方はこちらをご覧ください。
農薬は本当に安全なの?
農薬は、登録に際して毒性評価を行い、人畜などへの害がない量的な範囲を作物残留などの基準として定め、この基準を超えないように使用方法が決められています。これにより、使用方法を遵守し、安全が確保された作物しか販売することはできません。よって消費者の皆様の元へ届くりんごは安全ですので、安心してお召し上がりください。
農薬の表示例
農薬には必ず下の表のような、使用に関する基準がラベル等に表示されています。
【○○水和剤】
作物名 | りんご |
---|---|
適用病害虫名 | モモシンクイガ キンモンホソガ アブラムシ類 |
希釈倍数 | 1000倍 |
使用時期 | 収穫7日前まで |
本剤の使用回数 | 3回以内 |
使用方法 | 散布 |
△△を含む農薬の総使用回数 | 3回以内 |
その農薬を使用できる作物、使用目的(適用病害虫等)等、農薬取締法により定められた使用基準が記されています。この表に書かれたとおり使用すれば薬剤散布の効果が期待でき、残留等の問題は発生しないので、使用目的、方法を必ず守らなければなりません。
●作物名
ここに表示されている作物以外には使えません。
●適用病害虫名
ここに表示されている病害虫の防除に使います。
●希釈倍数
表示されている倍数に水で薄めて使います。
●使用時期
農薬が使用できる時期を表しています。(この例では収穫する7日前まで使用できます。)
●本剤の使用回数
栽培期間中に使用できる回数です。
●△△の有効成分を含む総使用回数
栽培期間中に同じ有効成分が含まれる農薬を使用できる最大限の回数のことです。
【食べ方 2】 すりおろし

りんごに含まれる水溶性の食物繊維ペクチンが腸内の環境を整え、便秘の解消や下痢の回復を促してくれます。
また、ペクチンの粘膜保護作用とリンゴ酸の消炎効果が消化・血行を良くしてくれるので、風邪など体の弱った時にお勧めです。刺激が弱いので、離乳食や病人食にも。
<作り方>
ヘタとタネを取り、おろし器で皮ごとすりおろします。
注意)金属のおろし器だとリンゴ酸が変質してしまうので、陶器やプラスチック製のおろし器を使いましょう。
【食べ方 3】 りんごジュース

品種によって様々な味が楽しめます。
りんごはジュースにすると、血栓症の予防などに効果があるペクチンが吸収されやすくなります。また、りんごジュースは胃液の分泌を高めることにより鉄分の吸収を高めてくれるので、貧血の予防に効果があるとされています。
<作り方>
りんごの芯を取り、皮ごとミキサーにかけ、ガーゼなどでこしてできあがりです。
ジューサーの場合は、果汁と果肉を分けてくれるので簡単にできます。