りんごの文字絵風彫刻

りんごを彫ったことはありますか？
木を彫ることほど力も必要とせず、すいすいと彫りやすいです。
今回はりんごの文字絵風^※の彫刻に挑戦してみたいと思います。

材料と道具

りんごの色はなるべく濃い（赤が強い）ものが好ましいです。
また傷果^※でも問題は無く、傷の部分は彫ってしまうか裏側にすれば問題ありません。
刃物を使用しますので手元には注意して作業を進めてくださいね。

まず、気に入った絵柄や図案などを用意します。今回は「福」の文字を使います。
りんごに「福」の文字を逆さまになるように、マスキングテープやセロテープで貼り付けます。

「福」が逆さまですが、これは「倒福（とうふく）」と呼ばれるもので「福が至る」という言葉から縁起のよいものとされています。

それでは、福の文字の輪郭をデザインナイフで彫っていきます。

続いて、紙をはがし薄くついている文字の輪郭をくっきりと彫り出していきます。

最後に彫刻刀で文字の中を彫ります。レモン汁を彫ったところにつけると酸化しにくくなります。

彫り終わりました！

今回はアジアンノット^※でりんごを飾りつけました。
台湾ではお正月だけでなく、縁起物は一年中飾ったりするそうです。日本のお守りのようなものでしょうか。

りんごを彫るのには少し時間はかかりますが没頭できるので気分転換にもぴったりですよ。
皆さんも自由な飾りつけでりんご彫刻を楽しんでみてください♪
飾りつけを楽しんだ後は色々なりんご料理^※を試してみてくださいね。

（2016/2/4）

台湾の春節ブログ記事はこちら（※台湾語です）：/taiwanese/blog/2016/01/post-97.html