第8回 目指せ!りんごでアスリート

4年に一度のスポーツの祭典、冬季オリンピックが終わりました。開催地であるソチは日本との時差が5時間ほどですが、競技時間はヨーロッパのゴールデンタイムに合わせていたようで、日本では深夜の時間帯に放送されていました。お陰で連日連夜の寝不足…。生あくびを噛み殺しながら、仕事をしていた人も多かったのではないでしょうか。2020年には東京オリンピックの開催も決まり、今後益々、スポーツへの関心が高まることでしょう。ソチオリンピックに出場していたアスリートの中にも、美女がたくさんいましたね。鍛え上げられた肉体は、本当に美しいものです。

さて、第8回目のコラムは、美容とは少し離れるかもしれませんが「目指せ!りんごでアスリート」です。

りんごでアスリート

アスリートの体調管理に欠かせないのは、もちろんその食事ですが、昔は試合前に肉料理など消化に時間のかかるものを摂取する傾向にありました。そもそもエネルギーのもとは糖質であり、試合前だけ急に栄養を考えても胃がもたれたまま試合に出ることになりかねません。試合の日の食事はいわば仕上げの栄養なので、なるべく身体に負担をかけず、エネルギーを保ちながら気持ちもスッキリさせることが大切です。運動と脳のエネルギー源となる筋肉と肝臓のグリコーゲン量を充分に高めておく必要があるため、脂質は控えめにして糖質をしっかり摂ることが試合前の食事では大切なことです。また、同時にエネルギー代謝に不可欠なビタミンB群や体調を整えるビタミンCを多めに摂ることも必要です。
 グリコーゲンは簡単に言うと、動物の体内でエネルギーを一時的に保存しておくための物質。その分子構造は、エネルギーに変換されやすい栄養素である糖質(ブドウ糖)がたくさんつながった構造になっています。必要な時にはこのグリコーゲンをどんどん分解して糖質を取り出すことができるので、グリコーゲンを内臓や筋肉に蓄えておくと、運動をする時にフルパワーで動けるというわけです。

いざ試合開始の時には、胃の中には何も無いがエネルギーは充分、という状態にしておくことがベストです。りんごには炭水化物(糖質)、ビタミンB1、ビタミンC、カリウム、リン、食物繊維などが豊富に含まれています。りんごはアスリートの食事においても重要な役割を果たすことがお解りいただけるでしょう。アスリート向けドリンクに、青森のりんごが登場する日もそう遠くないかもしれません。
 いずれにしても日々のたゆみない努力と、そのひたむきさがアスリートの真の美しさを作り上げていることは間違いないようです。

お肌に良いのはもちろんですが、こんなにも腸内を美人にする果物は、りんごをおいて他にはそうそうありません。春がすぐそこまで来ています。身体の中から美人になって、身軽に外に飛び出しましょう!

(2014/3/4)

プロフィール

柳澤 泉

東京都出身 日本大学大学院 博士前期課程修了

自立した地域社会の構築を目指し、通称「野菜ソムリエ」の最高峰である野菜ソムリエ上級プロの資格を取得、食産業のスモールビジネス支援を数多く手掛けています。 種苗会社専務取締役、(特)農商工連携サポートセンター理事、企業組合あっぷるびゅあ代表など多方面で活躍されています。

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