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第102号 コペンハーゲンとストックホルムの桜を堪能 

4月の初め、ここ2、3年程連絡がなかった高校時代の友人からメールが来ました。「こんばんは!信彰様、今年の弘前公園の桜開花、新記録の早さらしい、24日から桜祭りの予定だったが…」との内容でした。ここ2、3年新型コロナのパンデミックに世界中が追われ、ようやく落ち着きつつあったところに、弘前からの桜の便りはとても嬉しく感じました。偶然でもないでしょうが、ちょうど南スェーデンに住んでいる次女家族からも連絡があり、4月中旬の週末に、家族で隣国デンマークのコペンハーゲンへ、桜と共にデンマーク日本人会の「日本祭り」を見に行く予定との連絡でした。日本人会による毎年春の「日本祭り」は聞いた事はあるのですが、まだ隣国の日本祭りは見に行った事はないと思います。それ以上に桜があるとは知らず、是非見に行ってみたいと家内と話し合いました。更にここ数年のパンデミックで隣国デンマークへすらも行けなかった状態でしたので、国境を越え、その上デンマークの美味しい生ビールを飲めるのでは、と内心では思ったのでした。

桜が満開のコペンハーゲン

4月15日の土曜日は朝から快晴の1日。当地田舎の方はまだ少し春の肌寒い感じでしたが、3、4日前から暖かくなり、ようやく冬から解放されたような気分でした。当地マルカリドから9時半発の電車で出発し、途中大学町のルンドでデンマーク行きに乗り換えました。列車は土曜日の休暇もあったのかかなり混んでいました。スーツケース持参の旅行者と共に自転車旅の人が目立ちました。(余談になりますが、デンマークは国全体が平地で、都会に限らず地方でも自転車道がとても整備されていて、自転車の使用者が多い国とも言われています。列車にも自転車置きの空間が設けられている車両もあります。)

首都コペンハーゲンから更に2つ目の、海岸線の城跡近くの駅で下車。所々に桜の花が見られ、ちょうど満開であっちこっちで人々が写真を撮っていました。次女からは白いテントのある公園内で会おうと言われていたので、テントを目印に海岸線を歩いて行きました。途中多くの人々で少し混み合っている散歩道があり、海岸線の方に児童作家アンデルセンで有名な「人魚姫」の像が見られました。ふと20年程前に見たのを思い出しました。

「人魚姫」の像

更に100メートル程歩いて行くと、白いテントと共に舞台が見え、ちょうど日本の着物ショーが行われていました。舞台近くに座っていたチビ達2人を連れた次女家族と会い、少し座って軽食を食べました。それにしても、天気も良く桜が満開でラッキーでした。

たくさんの人混みの中20分程座って憩い、その後は場所を離れ歩き出しました。途中スウェーデン在住の、知り合いの日本人家族と会い「コペンハーゲンの桜、素晴らしいですね」と話し合いました。

帰り道、駅へ向かう途中の、野外の簡単なレストランでニシンのサンドイッチと共にビールを飲みました。それから混み合っていた電車でスウェーデンへ戻り、次女の住むルンドで次女家族と別れ、マルカリドへと向かいました。スウェーデンは3月下旬から夏時間で、まだ明るい夕方8時半頃我が家へ戻って来ました。

コペンハーゲン訪問から1週間後の週末、4月21日の金曜日には、今度は首都ストックホルムへ、長男家族のチビの1歳誕生日祝いと2泊3日の予定で車を走らせました。翌土曜日には、我々夫婦と共に、首都在住の長女家族、更に中部在住の三女家族と合流し、昼頃を目処に、長男家族の住んでいる都心のアパートへと向かいました。アパートには我々の他に、義娘の姉妹2家族と両親、その上長男家族の友人も来ていて、3部屋のアパート内は大人、子供と20人以上の訪問者で賑わっていました。軽食と共にケーキを食べ、チビの誕生日を祝いました。我々シニア組は義娘の両親と「素晴らしいですね」と話しつつも、あっちこっちで子供達、チビ達が騒がないかとハラハラしつつ、笑い合いました。

大勢が集まった誕生会

午後の3時には誕生日の主人公が昼寝するので、我々夫婦は2時半頃引き上げ、ストックホルムの中心街見学へと歩き出しました。日本食品店で蕎麦や漬物を購入し、長女とチビ1人と合流して王立公園の桜を見に行く事に決めました。もっとも、3歳のチビは乳母車で居眠りでしたが。

ストックホルム中心部、王立公園の桜

1週間前には隣国コペンハーゲンの桜、今回はストックホルムの桜で、その上満開で天気も良くラッキーだと思いました。長女に、実家の弘前では今年の桜の開花が2、3週間程早かったと話したら、ストックホルムは例年より1週間程遅れていたと聞かされ、尚更我々はラッキーだと思った次第です。

翌日の日曜日にマルカリドに戻って来たのですが、当地の市役所前の桜はまだ蕾で、当地は内陸だから遅いのかなとも思いました。専門家に言わせれば多分桜の種類が違うからなのでしょう。

2023年5月13日
スウェーデン在住、弘前市出身、工藤信彰

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プロフィール

工藤 信彰
Nobuaki Kudo

1949年弘前市生まれ。大学時代に3年程休学し、ヨーロッパを旅したことがきっかけで、大学卒業後スウェーデンに渡る。スウェーデンにてルンド工科大学を卒業し、一般企業へ就職するが、経済学を学ぶため退職しルンド大学経済学部へ入学する。卒業後は1990年~2015年までマルカリド市役所勤務。マルカリド市議会議員(2006年~2018年)を経て、現在は環境党マルカリド党首及び、クロノベリ県議会執行役員を務めている。

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