映画ライター・月永理絵の
「りんごと映画、時々恋」

食べ物としてだけではなく、たくさんの側面を持つ果実。物語の中に出てくるそれは、脇役でありながら観る人に強烈な印象を与える。スクリーンの中でもその存在感は変わらず、観る人を惹きつけるーーー。ここでは、映画ライターの月永理絵さんに、数ある映画の中からスポットを当てていただきます。是非、映画と共に観賞してみてください。

Vol.3 バカンスとシードルは甘くない

ミツバチのささやき

りんごを手にした子どもたち。大きな鞄に荷物をたっぷり詰め込んで、友達と、恋人と、田舎町へのんびり遊びに行く。山でピクニックをしてもいいし、海で日光浴、家のなかでひたすら読書を楽しんだっていい。とにかく仕事や勉強のことは忘れて2、3週間、ただ飲んで食べて寝て、をくりかえす。最高に楽しくてすてきな、あこがれの、夏のバカンス。 そんなバカンスへのイメージがどうやら幻想にすぎないらしい、と気づいたのは、フランス映画を見始めたからだ。…

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Vol.2 りんごは、大人と子どもの友情を紡ぐのか?

ミツバチのささやき

りんごを手にした子どもたち。その光景を想像するとふと笑みがこぼれそうになる。子どもとりんごという組み合わせに、純真無垢さの象徴を感じるからだろうか。子どもの手に握られると、小さなりんごでも妙に大きく見える。そのアンバランスが可愛くもあり、どこか懐かしい気持ちにもさせられる。 古今東西、大好きな映画は山のようにあるけれど、そのなかでも不朽の一本がある。…

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Vol.1 アメリカ映画とりんごのパイ

怒りの葡萄

古き良きアメリカなんて、そんなもの、小説や映画やテレビドラマの中の理想化された姿にすぎない。そうわかってはいるのに、やっぱり憧れてしまうのだからしかたがない。では「古き良きアメリカ」の象徴といえばなんだろう? まず浮かぶのは、ジュークボックスを備えた昔ながらのダイナーレストラン。そこで食べるのは、ハンバーガーやステーキ、ビール。それからもちろんアップルパイも。でも、アップルパイなら、…

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プロフィール

月永理絵

エディター&ライター。『映画酒場』『映画横丁』などの雑誌や、書籍の編集をしながら、ライターとしても活躍している。大学卒業後に小さな出版社で働く傍ら、映画好きが高じて映画評の執筆やパンフの編集などをするように。やがて会社を退職し、現在はフリーランスで活動中。青森市出身で、現在は東京都在住。

映画酒場編集室  http://eigasakaba.net/

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