会津宏樹の
りんご高密植栽培日記

魅惑
2026.9.17

フェザー苗を植栽して5年目の秋。
収穫量は単収に換算すると、
20キロ箱で約200箱を超えました。
植えて数年は水害やら側枝の剪定で、
周りと比べて収量は落としていましたが、
新しく出した枝にもりんごが実るようになってきたので、
一気に収量が上がりました。

しかし木の状態を見ると、
もう少し収量を落とした方が、
樹勢的に良かったのかもしれないと思います。
M9の台木は弱ったら最後ですので。
樹勢回復のために全摘果してもダメだったので、
早急に植え替えした方が良いと思います。

逆に樹勢が強い木も目立ってきました。
誘引を頑張ってもなかなか樹勢が落ち着かず、
側枝が太くなりやすく、
その側枝を切ってしまおうと思っても、
強すぎてその前後の場所に枝が出てない。。。
丸葉の剪定でもよくあるかと思います。
これはやはり苗木の時からいかにして、
側枝を出すかというところにこだわって作業していれば、
成木での結果は変わったのではと思います。
もう下部で側枝が出ることはないと思うので、
今ある枝を大事にしていきます。
この太くなった側枝の対応をどうするか?
というのは各農家各りんごの木で変わることでしょう。
主幹で切るのか、途中の果台枝に切り返すのか。

あとはこの先5年以降の課題は、
どうやって上部の側枝を大きくしないか。
下部の側枝部分はもうある枝を使っていくことが確定です。
一番使っていきたい中部の部分は、まだ枝が出る可能性があるので、
今後も芽キズを入れて側枝を出す努力をしていきます。

5年目の秋に思ったのが、
本当に反収200箱超えるんだなぁということ。
特別今までわい化栽培を頑張ってきた訳でもない自分でも、
この反収になるのはとても魅力に感じました。
増やしていきたい、高密植。

PROFILE
会津宏樹のプロフィール

板柳町のりんご農家(アルファーム)。

22歳の時に祖父の跡を継いで70aのりんご畑からスタートし、現在2.4ha。

全国農業青年クラブ連絡協議会(4Hクラブ)63代目会長、
農水省の働き方改革委員や西北五地域活性化委員も務める。

4Hクラブの研修で長野県に行った時に、高密植栽培を見て興味を持つ。

現在農業に興味のある県外の大学生のファームステイを受け入れており、
りんごの現場を体験させたり、青森を知ってもらう活動をしている。

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