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農家のお嫁さん日記-マメコバチのマンション設置-

100426yomesan-logo.gif -マメコバチのマンション設置-

今日はりんご畑の小屋から「マメコバチ」の巣箱を出そうと計画していました。

が、天気予報とは全く違う雨模様…。

予報では晴れ100506yomesann7.gifでしたが、雨100506yomesann5.gifになって、しかも雷100506yomesann6.gifまでも。

マメコバチの設置は、雨が降るとできない作業なので、今日はマメコバチの巣箱をのせるパレットを設置することに。1ヶ所に4箱置き、それを小屋周辺に10ヶ所設置します。

「マメコバチ」とは、その名のとおり、小さな豆のようなハチのことで、りんごの受粉作業に活躍してくれます。25年ほど前までは、綿棒のようなものの先に花粉をつけて、花にちょんちょんとつけて人工授粉をしていたそうです。今では、マメコバチを使った受粉が主流となっています。マメコバチはあしがやをつめたりんご箱の中に住んでいます。image1474.gif100506yomesann2.jpg毎年春になると、畑の小屋から巣箱を出し、りんご畑に設置します。温度が暖かくなると、マメコバチたちが巣から出てきて、約1ヶ月間活動します。たくさん飛びまわるので、歩いているとよく顔にぶつかります。でも、人を刺すことはありません。しかもとってもよく働いてくれるのです。image1466.gif

今年は気温が上がらず、なかなか思うように作業ができません。

**次の日**

今日は天気が回復したので、昨日できなかったマメコバチの巣箱の設置作業をしました。写真のように、パレットの上にマメコバチの巣箱を4箱、その上に、雨が直接当たらないようにパレットを乗せて完成です。まるでマメコバチのマンションのようです。巣箱の設置方法は、各農家によって工夫が違います。

100506yomesann1.jpg↑我が家のマメコバチのマンション。

 

こちら弘前では、さくらの花が散り始めました。さくらの花が散ると、今度はりんごの花が咲きはじめます。りんごの花は白くて可憐で、ほんわかと甘酸っぱい香りがします。

100506yomesann3.jpg↑葉が開き始めたりんごの木。花が咲くのが楽しみです。

満開時は津軽一帯がりんごの白い花で覆われます。働き者のマメコバチたちが活躍するのももうすぐです。image1470.gif

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