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世界に羽ばたく紅き翼 "大紅栄"

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 中国には、旧暦の正月を祝う『春節』と呼ばれる行事があります。春節は中華圏で最も重要とされており、新暦の正月よりも盛大に祝い、街は縁起の良いとされている赤一色に染まります。そんな中、近年春節用のりんごとして、高値にもかかわらず大人気の「大紅栄」。その大玉の濃紅色の果実には、りんご生産者の大きな夢と希望が詰まっているのです。

「りんご台風」と呼ばれた台風19号の被害を受けた翌年の1992(平成4)年に、育成者である工藤清一さんは自園の畑に10,000粒もの「未希ライフ」の種を蒔きました。その中からひときわ着色・肥大がともに良いりんごを発見しました。「大紅栄」と名付けられたこのりんごは、2005(平成17)年に品種登録されました。

 

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  りんごは、日本から海外に輸出する果物の中で最も輸出額が多いのですが、中でも「大紅栄」は非常に注目されています。特に中国ではりんごが贈答用の高級果物であること、また健康への願掛けの意味を込めて春節にりんごを食べる習わしがあるため、巨大市場を持つ中国や隣国台湾で高い評価を受けて需要が伸び、中国では1個2,000円以上で販売されています。「大紅栄」は契約栽培を行っており、契約りんご生産者でなければ栽培できません。また剪定勉強会や出荷基準を統一するために現地検討会などを行い、生産者は品質維持に努めています。

 

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 もちろん「大紅栄」の魅力は、見た目の素晴らしさだけではありません。酸味が少なめな分甘さが強く感じられ、万人に好まれるしっかりとした味です。果肉は口当たりが良く、果汁が豊富なりんごです。さらに「大紅栄」は貯蔵性に優れ、収穫した翌年の夏まで美味しくいただくことができます。

世界へと大きく羽ばたいた「大紅栄」の収穫期は10月下旬、これからいよいよシーズンを迎えます。はちきれんばかりの大玉の実に込められた、津軽の生産者たちの誇りと情熱も一緒に味わっていただければ幸いです。

 

 

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