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黄色品種の若きリーダー"トキ"

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青森県五所川原市の土岐傳四郎氏の手によって誕生した「トキ」。1985年に交配育成ののち2004年に品種登録された、近年稀に見る成功品種と言われています。現在りんごの品種別生産量は1位ふじ、2位王林(おうりん)、3位ジョナゴールドとなっていますが、「トキ」はその中の王林とふじを掛け合わせた品種で、りんご界のビッグカップルから生まれた、近年人気急上昇中の話題のりんごです。

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皮は薄い黄色で、日に当たった部分にわずかに赤みが差した淡いグラデーションは、赤ちゃんがほんのりと頬を赤らめたような初々しさを感じさせます。また、王林に似て芳香性が強く、箱を開ければりんご特有の甘酸っぱい香りが瞬く間に部屋中に広がります。

味はまず甘さが際立ち、そのあとにほのかな酸味がその輪郭を引き締めてくれます。糖度約14~15度が目安という高糖度系りんごなので、近年の流行にぴったりの味わいと言えます。果肉は緻密で、シャキシャキと歯応えのある心地よい食感が特徴です。さらに、果汁が非常に多いのも「トキ」の魅力の一つで、ものによっては包丁を入れると果肉から果汁があふれ出すほどです。

近年、りんご栽培においては黄色品種が注目され、早生種ではきおう、晩生種では既存の王林に加え星の金貨・シナノゴールド等が増えてきていますが、中生種ではこれまで有望な品種がありませんでした。そのため、王林とふじのそれぞれの良さを受け継いだ「トキ」は、ここ数年生産者や青果業界の間で非常に注目され、品種登録からわずか10年足らずで中生種における黄色りんごの主力品種となっています。10月上~中旬が食べ頃で取り扱いのシーズンが短いのですが、その分特別な旬の味としてご堪能いただけることでしょう。

 

090924トキ小.jpg トキについて詳しくはこちら

 

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