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りんご研究所の紹介

りんご研究所の紹介画像

 りんご研究所は「青森県産業技術センター りんご研究所」のことです。ここでは、りんご等の果樹に関する様々な研究や史料の展示が行われています。

 青森県のりんご栽培は、明治8年(1875年)に始まり、明治10年代の試作期を経て20年代から栽培が本格化しましたが、当時は粗放経営であったため、栽培管理も不十分で、病害虫に対してもほとんど無防除でした。明治30年代に入ると病害虫のまん延は著しく、廃園が続出する状態となりました。

 当時の明治政府は主穀重点主義であったため、果樹栽培には政府の保護助成は得られず、りんご栽培は民間の努力によって支えられていました。しかし病害虫の発生は単に民間栽培者の経験だけではどうにもならないほど激しく、りんご栽培者は試験研究機関の必要性を痛感するようになりました。一方、政府もひとつの産業を形成している果樹栽培の病害虫の被害を傍観することができず、病害虫の試験研究機関が中央、地方を通じて創設されるに至りました。
りんご研究所では、「りんご史料館」「ニュートンの林檎の樹」「百年樹」などが参観できます。

◯参観デー

 9月には「参観デー」というイベントがあり、りんご生産者や一般市民に試験結果などのりんご最新情報を公開します。
 青森県産業技術センター農林総合研究所との同時開催です。
【開催時期】9月上旬の2日間

◯ニュートンの林檎(りんご)

ニュートンの林檎(りんご)画像

 アイザック・ニュートンは木から落ちるりんごを見て、万有引力の法則に気づいたと言われています。そのりんごの品種がこの「ケントの花」で、ニュートンの実家に植えられていたと言われています。
【開催時期】9月上旬の2日間

◯百年樹

明治34年(1901年)に栽植され、樹齢100年を越える「国光」です。
老齢樹でありながら、依然として多くの生産を上げています。

りんご史料館

 りんご史料館は、昭和6年に苹果試験場設立の際に本館として建てられた庁舎を利用したものです。現在、青森りんごがこれまでたどってきた歩み、1年を通したりんご栽培の様子、りんご研究所の研究内容など、りんごに関することを図表、写真・映像などで紹介しています。

りんご研究所へのアクセス

りんご研究所へのアクセス画像

■東北自動車道黒石インターより 約10分
■弘南鉄道黒石駅から 弘南バス大川原行き乗車、 りんご試験場前下車

◯りんご史料館は一般開放されています

開館時間 9:00~16:00
休館日 年末年始
入館料 無料
※4~12月の土曜日、日曜日、祝祭日はりんご21世紀会ボランティアによるガイドが案内します。
見学ご希望の方は事前にご連絡下さい。
住 所 〒036-0332
青森県黒石市牡丹平字福民24
電話番号 0172-52-2331(代表)
FAX 0172-52-5934
ホームページのご案内 詳しくは「青森県産業技術センター りんご研究所」のページをご覧下さい。