有袋りんごと無袋りんご

りんごには、『袋をかけて栽培する「有袋りんご」』と、『袋をかけないで栽培する「無袋りんご」』があります。それぞれの特徴は以下の通りです。

「サンふじ(無袋ふじ)」は袋をかけずに栽培するため、太陽の光をたっぷり浴びて育ちます。一般的に甘みが強く、が入りやすい傾向があります。一般的に「サン○○」と呼ばれ、袋かけと袋はぎの作業がないため、省力生産になります。

一方、「有袋ふじ」は栽培中に袋をかけることで、果皮がなめらかで美しい色合いに育ちやすいのが特徴です。貯蔵性が高まるので、(CA冷蔵され)春〜夏に並んでいる綺麗な紅色のふじは、基本的に有袋ふじです。

この他にも、「金星(有袋無袋)」や「ジョナゴールド(有袋無袋)」、「陸奥(有袋無袋)」など、有袋・無袋に分けて栽培するりんごの品種があります。

Q. 有袋りんごと無袋りんご、結局どちらがおいしい(甘い)ですか?

A. 一般的には、太陽の光を直接たくさん浴びて育つ「無袋りんご(サンふじなど)」の方が糖度が高く、が入りやすいため甘みが強く感じられます。一方、「有袋りんご」は上品ですっきりとした味わいと、なめらかな食感が特徴です。季節や好み、用途に合わせて選ぶのがおすすめです。

Q. なぜ手間をかけて袋をかけて栽培する(有袋にする)のですか?

A. 主な理由は「見た目を美しく仕上げること」「長期保存(貯蔵性)を高めること」です。袋をかけることで病害虫や傷から果皮を守り、着色が鮮やかで皮のなめらかなりんごに育ちます。また、貯蔵性が高まるので(CA冷蔵され)、ふじの場合であれば、春〜夏頃まで美味しい状態を保てるようになります。他の有袋りんごについても、無袋りんごより、貯蔵性が高くなります。

Q. スーパーなどで見分ける方法はありますか?

A. 名前に「サン○○」とついているものは無袋りんごです。また見た目でも判別でき、無袋りんごは果皮の色むらや少しざらつきがあることが多いのに対し、有袋りんごは全体がむらなく美しい赤色で果皮がなめらかなのが特徴です。

Q. 有袋と無袋で栄養価(成分)に違いはありますか?

A. どちらもビタミンや食物繊維、ポリフェノールなどの基本的な栄養素は豊富に含まれています。日光を直接浴びて育つ無袋りんごの方が、やや糖度が高く熟しやすい傾向にありますが、栄養価自体に極端な大差はありません。

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