弘果総研りんご高密植栽培経営モデル園に、新たな研修生が入り、4月1日任命式が行われました。
このプロジェクトは、弘果総研で令和5年度からはじまったもので、りんご高密植栽培に経営・研修の視点を取り入れ、稼げるグローバル人財の育成・独立をサポートし、成長産業としての農業ビジネスを創出するのがねらいです。
研修生を募集して2期目となる今年は、弘前市内在住の相馬正哉さんが仲間入りしました。

相馬さんはもともと自然好きで、今後の人生の選択肢の一つとして農業も考えていたところ、知り合いのりんご園の手伝いを通してりんご栽培に興味がわき、真剣に取り組みたいと考え応募したそうです。
「担い手不足と言われているりんご産業を、自分も含めて若い力で盛り上げ、少しでもりんご産業に貢献できるように頑張りたい」と抱負を語りました。
弘果総研の事務所で任命式が行われた後は、すぐにモデル園に移動し、早速1期生の齋藤さんと野呂さんの2人と共に、説明を受けながら農作業に取り組みました。


2期生の相馬正哉さん(中)
相馬さんはこれから2年間、りんご高密植栽培技術の他、農業経営に関わる座学研修などを受け、研修用園地0.5haをそのまま引き継ぎ就農することになります。
1期生の齋藤さんと野呂さんは研修2年目となり、来年の独立に向けて更なる研修を重ねていくことになります。
新たな仲間が加わったモデル園、高密植栽培のりんごの成長と共に、研修生たちの今後に期待したいと思います。



