4月21日、青森県弘前市の卸売市場で、2019年産りんご止市が開催されました。
例年であれば多くの関係者が集まり、開会セレモニーを行い、盛大に始まる止市ですが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、セレモニーは行わず、競売のみが行われました。
例年とは異なり皆マスク着用の中始まった競売ですが、それでも2019年に収穫されたりんごの、最後の競売とあって、「ふじ」や「シナノゴールド」、「王林」などが次々と競り落とされていきました。
この時期に出荷されるりんごは、すべて冷蔵保存されたものですが、青森県の冷蔵技術はとても優れており、りんごは新鮮なままです。
この止市で、市場での2019年産りんごの競売は終了となりますが、競り落とした買参人(りんご移出業者など)も冷蔵庫に保管し、その都度販売をしているので、これから夏にかけても新鮮なりんごが食べられるのです。
まだまだこれからも美味しいりんごが全国で販売されます。
甘くて美味しい青森りんご、ぜひ食べてくださいね。


