2022年も残すところあとわずかとなりました。
りんご大学では、今年も様々な情報をお伝えしてきましたが、今年一年の締めくくりとして、2022年産青森りんごについて振り返ってみたいと思います。
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今年の開花は平年よりも数日早く、順調な生育で玉伸びも良好でした。
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しかし8月3日、青森県初となる線状降水帯の発生による集中豪雨、さらに9日にも同じような集中豪雨が発生し、岩木川流域のりんご園地では樹冠浸水などの被害を受けました。
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この8月の大雨によるりんごの被害は、10市町村で617ha、約22億円となりましたが、県全体のりんご収穫量としては平年並みとなりました。
直接被害のない園地でも、その後の生育には影響を及ぼしたようで、「早生ふじ」「ふじ」に内部裂果やツル割れなどが例年以上に見られました。
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ツル割れなどの下等級品が多いとの声が聞こえてきたものの、全体的な収穫量は平年並みで、蜜入りも多く、今年も美味しいりんごができたのではないかと思います。
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28日(水)には今年最後のりんごの競売「りんご止市」が行われ、いつものように競り人の威勢のいい掛け声が響き渡り、2022年の競りを締めくくりました。
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2022年産のりんごはすべて収穫を終え、生産者の皆さんは一息ついているところですが、貯蔵性の高い有袋栽培のりんごは冷蔵保存され、来年の夏頃まで新鮮なものが食べられます。
2023年も美味しい青森りんごが皆様のお手元に届きますように。
2023年もりんご大学をどうぞよろしくお願いいたします。
2022.12.29 りんご大学スタッフ一同
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