11月13日、りんご高密植栽培に取り組み3年目の園地で、2度目の収穫作業が行われました。


2019年4月に、栽培面積5aに150本の苗木を定植した「宮美ふじ」です。
昨年の初収穫時にはおよそ1200個ほど(10a当たりの収量が0.8トン)でしたが、今年は昨年の倍以上の収量(10a当たり2トン以上)に増えたそうです。

今年の夏は猛暑で雨も少なく、玉伸びが心配されましたが、わい化栽培に比べて大きく育ったそうで、順調に生育しています。
収穫したばかりのりんごを切ってみると、実の締まりもよく果汁豊富で蜜も入っています。
糖度が16~18度もあり甘いのですが、酸味も感じられバランスのよい美味しいりんごでした。

高密植栽培は5年で成木となり、10a当たりの収量は普通(丸葉)栽培の3倍の6~7トンとなる予定です。
今のところ順調に生育しており、来年以降も楽しみですね。


弘果総合研究開発㈱では、りんご高密植栽培試験を行なっております。
令和元年4月と、令和3年4月に定植をした試験園地の、月ごとの生育の様子を動画公開しています。
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