
映画ライターとしてもご活躍中の月永理絵さんによるコラム。テーマは『りんごと映画』。
気になる第25回目は『悪い男たちは本当にりんごを齧るのか?』
今回ご紹介する映画は、レオス・カラックス監督の『アネット』。
なぜ映画の中の悪い男たちはいつもりんごを齧っているのか?というおもしろい記事があり、その内容は、ハリウッド映画に登場する悪い男はりんごを齧りながらニヤニヤと笑みを浮かべるもの、という奇妙な法則があるという。
しかし、今回ご紹介する『アネット』では、大きなりんごを丸齧りする女と、どう見ても悪者だがりんごではない別の果物を齧る男が登場する。
アンとヘンリーという恋人たちの愛と狂気に満ちた物語に、りんごはどんな役割で登場しているのか。
ぜひご覧ください!
月永理絵(つきなが・りえ)
青森市出身で、『映画酒場』『映画横丁』などの雑誌や書籍を手掛けるエディター&ライター。現在『メトロポリターナ』『現代詩手帖』『i-D JAPAN』他にてコラムを連載中。


