待ちに待った春になり、いよいよりんごの木も目覚めたこの頃ですが、まだまだ剪定作業をしている生産者さんも見受けられます。
そんな中、切り口に殺菌剤を塗布している方を見かけたので、お話を聞いてみました。
塗っているのは「バッチレート」という有機銅剤で、 切り口からの雑菌の侵入を防ぎ、腐らん病などの病気を防止するためのものだそうです。(薬剤は他にも種類があるそうです)
塗ったところは黄緑色になるので分かりやすいのですが、枝の上の方は見落としがちになるので、注意しながらよく見て塗っているとの事でした。
腐らん病は放っておくと木を枯らしてしまう病気です。美味しいりんごを作るには、りんごの木が丈夫でないといけません。りんごの木が病気にかからないよう、こんなところにも手間ひまをかけているのですね。


