すべてのりんごの収穫を終えた後も、生産者さんにはまだまだやるべき作業があるのです。
先日、雪が降る前のりんご畑を訪れ、収穫後の作業の様子を伺ってきました。
りんごが収穫され少し寂し気な畑では、使用した資材の片付けを行っていました。
目次
支柱の片付け

りんごの重みで枝が折れないように入れていた支柱は、1ヵ所にまとめて立て掛け、崩れないように紐で縛っておきます。

基本的に支柱は全部外すのですが、津軽地方は雪がたくさん降るので、雪の重みで枝折れする可能性がある場合は、支柱をあえて残しておくこともあるそうです。
特に雪深い高地では、支柱を多く残すようです。
シルバーシートの片付け
色づきをよくするため樹の下に敷いていたシルバーシートは、折り畳んでから紐でくくり、小屋に収納します。

りんごの枝に数日間かけておき、乾かしてから片づける生産者さんもおりますが、こちらの園地では、畳んでから水滴が下に落ちるように一旦保管し、その後片づけているとの事です。
マメコバチの巣箱の片付け
授粉を手伝ってくれたマメコバチの巣箱も、雪に埋もれないように小屋に収納します。


これらの作業は雪が降る前に行います。
また、資材の片付けの他にも、もう一つ大事な作業が残っていますが、それはまた次回お伝えいたします。


