りんごの収穫を終えた後も、雪が降る前にやらなければならない大事な作業があります。
前回は資材の片付けをご紹介しましたが、今回はネズミ対策についてご紹介いたします。
目次
なぜネズミ対策が必要なの?
ネズミはりんご畑に生えている草を食べるのですが、雪が降ると草が食べられなくなってしまいますので、りんごの木の根や皮も食べてしまいます。
若い木がネズミにかじられると、枯れてしまうこともあるので、そうならないようにネズミ対策をするのです。
ネズミ対策の方法
りんごの木の周りの草を刈り取り、木の幹をビニールなどを巻きつけて保護します。肥料が入っていた袋を再利用しているそうです。
作業自体は難しくはありませんが、りんごの木1本1本を保護するのは、なかなか手間のかかる作業です。
植えてから何年も経った丸葉栽培の木は幹も根も太いため、それほど大きな被害にはならないので、保護していないそうですが、まだ若い木が食害にあってしまうとダメージが大きいので、こうして保護しているのだそうです。
専用プロテクターもある!
わい化栽培園地の改植間もない細い木には、ネット状のプロテクターを使用しているところもあります。
このような作業の他にも、生産者さんの中には、自宅で贈答用りんごの箱詰めや発送を行っていたりと、りんごの収穫が終わったからといって、作業終了という訳ではないのです。
現在、津軽地方では雪が降っており、これからどんどん積もり、りんご畑は雪景色となります。
生産者さんは雪が降る前までに資材の片付けやネズミ対策をして、やっと一息つけるのですね。
今年収穫されたりんごは、まさに今が旬です。
手間暇をかけられて育ったりんごは、今年も美味しく仕上がりました。
ぜひご賞味ください♪
りんご大学はりんごに関する色々なことを楽しく学ぶことができるバーチャル大学です。
⇒ りんご大学ホームページはこちらです。
「りんご大学だより」は、りんごの魅力やりんごの最新情報などを週1回お届けするメールマガジンです。ご登録は無料です。あなたもりんごのある美味しい生活をはじめてみませんか? ⇒ 配信ご希望の方は、こちらへ
「りんご大学だより」は、りんごの魅力やりんごの最新情報などを週1回お届けするメールマガジンです。ご登録は無料です。あなたもりんごのある美味しい生活をはじめてみませんか? ⇒ 配信ご希望の方は、こちらへ