2023年も残すところあとわずかとなりました。
りんご大学では、今年も様々な情報をお伝えしてきましたが、今年一年の締めくくりとして、2023年産青森りんごについて振り返ってみたいと思います。
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今年はとにかく暑い年でした。
桜の開花が史上最速を記録したように、りんごの花も同じように観測史上最も早い開花となりました。
開花期に降霜があり、一部の園地では中心花が被害を受けたり、サビ果が多くなりました。
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早生種、中生種は記録的な猛暑と少雨の影響で、日焼けや収穫前落果が多く、「ジョナゴールドは畑に行くたびに何個も落ちている」とこぼす生産者さんもいました。
また朝晩の気温が下がらないことから着色管理が出来なかったり、鳥やクマの被害が例年よりも多く、今年のりんご生産者さんは大変苦労されたことと思います。
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しかし、糖度は平年に比べて高く、食味は大変良好に仕上がりました。
贈答用のりんごは少なかったかもしれませんが、家庭で食べる分には申し分のない美味しいりんごになりました。
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28日(木)には今年最後のりんごの競売「りんご止市」が行われ、いつものように競り人の威勢のいい掛け声が響き渡り、2023年の競りを締めくくりました。
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2023年産のりんごはすべて収穫を終え、生産者の皆さんは一息ついているところですが、貯蔵性の高い有袋栽培のりんごは冷蔵保存され、来年の夏頃まで新鮮なものが食べられます。
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2024年も美味しい青森りんごが皆様のお手元に届きますように。
2024年もりんご大学をどうぞよろしくお願いいたします。
2023.12.29 りんご大学スタッフ一同
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