りんごパラダイス vol.69『りんごの包装資材をいろいろ試してみました』

投稿者: | 2023年12月12日

りんごの包装資材をいろいろ試してみました

弘前に移住したことを知っている家族や友人から、「りんごが食べたいなー」という圧力がかかっていたので、いろいろな包装資材を使って送ってみました。

まずは、モールドパックを使って送ってみました。
モールドは1枚で約50円ほどです。
穴が空いているので、そこにりんごをはめて終了。簡単です。
ただ、りんごのサイズが揃っていないと穴に合わず、小さいとカパカパと動いてしまったり、大きいと隣のりんごとぶつかってしまったりするので、サイズと穴の大きさを合わせる必要があります。

モールドパック

同じような見た目の、プラ製のパックも使ってみました。
1枚40円ほどで、モールドよりも若干安かったですが、薄いプラなので感覚的には心もとなく思いました。

プラ製のパック

次に、フルーツキャップを使って送ってみました。
1つ約20円するので、モールドに比べて割高です。
仮に16個送るとなると、モールドだと50円、フルーツキャップだと320円かかります。6倍です。

良さとしては、
第一に、見た目が良くなります。箱を開けたときの印象がいいと思います。
第二に、りんごの大きさに左右されないことです。大きさが不揃いでも詰めることができます。

でも、やっぱり費用がかさむことと、(送られた人はすぐ捨てると思うので)環境負荷の観点から、経済的にも環境的にも勿体無いと感じます。

フルーツキャップ

新聞紙だけでも送ってみました。
大切なりんごを新聞紙だけの包装で送るのはとても心配でしたが、届いたものを実際に確認したところ、痛みなどはなく、特に問題ないと思いました。

ホームセンターに行ってわざわざ包装資材を購入する必要がなく経済的です。
問題は、包むのが面倒だということです。
りんごがぶつからないように新聞紙を包むのが難しく、時間がかかりました。

新聞紙

ちなみにダンボールは、5kg用サイズが約250円、10kg用サイズが約300円でした。
スーパーでもらえるようなものに比べ、厚みがあるのでまさに「りんご用ダンボール」なのだと思います。

りんごは生産においても流通においても、非常に丁寧に扱われています。
過保護に育てられ、過保護に送られ、消費者の元に届くのですね。

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【穗坂修基(ほさかもとき)】

弘前市相馬地区の地域おこし協力隊。
生まれも育ちも横浜市。Iターン者。

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