
りんご「紅はつみ」を食べてみました

「紅はつみ」(黒石市産)
2018年に品種登録された新参者のりんごです。
食べたことがなかったので、売られているのを見たときは嬉しくなりました。

種子親「つがる」 × 花粉親「さんさ」をかけ合わせてできた品種で、青森県産業技術センターりんご研究所で生まれました。
緑色の部分が残りつつも、淡く赤色に染まった見た目です。
フレッシュさを一番に感じました。何よりも果汁が多くジューシーです。
たまたまだと思いますが、味に奥行きも深みもなく、ただ爽やかなだけのように感じました。

このりんごは、9月5日に行われたりんご研究所参観デーで購入しました。
りんご販売コーナーは、開始まえから行列があり、盛況でした。

ミスりんごが販売会に来て、「紅はつみ」の試食を勧めていました。大々的に売り出していることが伝わってきました。

調べると、「紅はつみ」の本来の果皮色は、鮮やかな紅色で、着色ムラもほとんどないそうです。
そう考えると、今年の異常な暑さの影響で色づきが悪く、味もイマイチだったのかもしれません。
青森で生まれたイチオシの新品種の本当の味を体感するまで、これに懲りず、食べ続けていきたいと思います。
近年は、「シナノスイート」「シナノゴールド」など長野県生まれの品種に押されている印象を受けていますが、青森県生まれのりんごの復権を願っています。
【穗坂修基(ほさかもとき)】
弘前市相馬地区の地域おこし協力隊。
生まれも育ちも横浜市。Iターン者。


