皆さん、青森県産のりんごジュースを飲んだことはありますか。
青森県のりんごジュースは少しお高めですがとても美味しいんです。
なぜなら、日本一の生産量を誇る青森県産のりんごを使い、りんごの風味をまるごととじ込めた美味しいりんごジュースが作られているからです。
今回、青森県弘前市にありますジュース工場「ゴールドパック」にお邪魔し、りんごジュースを作る過程を見学させていただきました。(下写真はジュースがレーンを流れている様子です)
それではどのような工程でりんごジュースが作られるか見ていきましょう。
①仕込み
りんごジュースには、りんごの収穫される時期に果汁を搾り冷凍したものを使用しています。この凍らせておいた果汁を半解凍(写真右)にし、かき氷のように砕いてから不純物を取り除きます。旬の時期に搾った果汁を冷凍しておくと、香味と色調(香りと色味)の劣化(変化)が少なく、コストはかかるもののお客様により美味しくお届けできるそうです。
②調合(ジュースをブレンドする)
りんごジュースには「濃縮還元果汁」と「ストレート果汁」があります。
「濃縮還元果汁」は、搾ったものに熱を加えて水分を飛ばす為、その過程で香り等が失われるので、改めて香料等を加え元の濃度に戻します。
「ストレート果汁」は、加糖等の加工を認められておらず、果汁を搾り加熱殺菌をしただけのもので、搾りたての風味や香りを楽しむことができます。
「ストレート果汁」の場合は、調合といっても香料などを加えることはなく、ふじと王林をブレンドする等、品種の配合を変えることに使用されます。
「濃縮還元果汁」は、搾ったものに熱を加えて水分を飛ばす為、その過程で香り等が失われるので、改めて香料等を加え元の濃度に戻します。
「ストレート果汁」は、加糖等の加工を認められておらず、果汁を搾り加熱殺菌をしただけのもので、搾りたての風味や香りを楽しむことができます。
「ストレート果汁」の場合は、調合といっても香料などを加えることはなく、ふじと王林をブレンドする等、品種の配合を変えることに使用されます。
③充填(ジュースを詰める)
重さを測りながらジュースが詰められていきます。この時点でジュースは85~90度の温度があり、これを「ホットパック充填」と言い、液体の温度を利用して容器内面の殺菌をしています。(右の動画は、ジュースの紙パックを自動で組み立てているところ)
➃ラベル貼付(ラベルをつける)
ペットボトルジュースの場合、ジュースを詰めた後に、ラベルをつけます。
⑤検査
キャップが斜めになってないか、違う商品のキャップではないか、ラベルはきちんと貼られているか等、機械や人の目を通して検査されます。この他にも箱詰め検査や品質検査があり、基準を満たした商品のみが出荷されていきます。
このように、「ゴールドパック」青森工場ではりんごジュースが作られています。主に首都圏で販売されており、見かけた際は、ぜひ青森りんごを使ったりんごジュースを味わってみてくださいね♪
徐々に今年もりんごの収穫が始まってきましたが、主要品種の収穫はまだこれから。
りんごの少ない季節は、りんごの風味がぎゅっと詰まった青森のりんごジュースをおススメします。日持ちもするのでちょっとしたお土産にも最適ですね♪
今回、記事中に登場した上記紙パックのりんごジュースはこちらからご購入いただけます。
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