台風21号のりんごへの影響は…

投稿者: | 2018年9月7日

9月4日から5日かけて日本列島を縦断した台風21号。各地で大きな被害をもたらしながら北上し、ここ青森県弘前市にも4日夜に最接近し、暴風雨がりんご園を襲いました。

気になるりんごへの影響はどうだったのでしょうか。

テレビや新聞でも報じられているように、りんごへの影響は地域によって差が出たようで、一部の園地では被害が多く、落果や倒木が見られました。

 

何本か倒木被害にあったという園地に訪れ話を聞くと、倒れたのは20年以上経ったわい化栽培の樹だそうで、もともと根が小さいことに加えネズミの食害にあったものが倒れたとの事です。

りんごもかなり落ちたそうで、こちらの園地では園地全体の10%程度の落果となったそうですが、落果被害は園地によってかなり差があり、5%未満の落果だという園地もありました。

落果したものは拾い集め、ジャムやジュースなどの加工用になるそうです。ふじなど晩生種のりんごはまだ未熟果ですが、それでも加工用になるとの事で、かなり値段は安くなってしまいますが利用価値がゼロではないのが救いです。

 

今回の台風は被害の程度に差があったものの、全体的(津軽一帯)にみると被害は少ない方だったようです。

今年も良質な青森りんごを皆様にお届けできそうですよ!

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