高密植栽培は、世界では主流になりつつありますが、青森県では、まだそれほど目にすることがないりんごの栽培方法です。
りんご大学では、この春から新しく高密植栽培に取り組む生産者さんに密着し、作業内容や生育状況などをお伝えしていきたいと思います。
今回はトレリス(りんごの木を支える柱、果樹棚)の設置と、苗木の定植です。
高密植栽培は従来の普通・わい化栽培より、面積当たりの定植本数が多く、その分樹と樹の間隔が狭いという特徴があります。
樹間が狭いと根の伸長が抑えられるため、樹を支えるトレリスが必要となるのです。
こちらの園地では、初めて高密植栽培に取り組むということで、栽培面積5aに定植本数150本で、栽培距離は樹間1m×列間3.5mではじめるそうです。
トレリスは建設資材などと同じ鉄パイプを埋め込む作業で、重機も使用するため業者にお願いし、設置していました。
トレリスの設置から数日後、いよいよ苗木の定植です。
今回植えた品種は「ふじ」。苗木は「M9自根フェザー苗」という高密植栽培に適した苗木との事です。
苗木の根をあらかじめ10cm程度に切ったものを、1m間隔に肥料と一緒に植えていきます。
まだ細い苗木ですが、高密植栽培では定植2年目から収穫でき、定植5年目には成木として一定の収量が期待できるそうで、どのように成長していくのか、楽しみに見守りたいと思います。
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