りんごの高密植栽培に取り組み6年が経過したA園地で、この度かん水設備を導入したとの事で、見学に行ってきました。
全国的に猛暑が続いている中、ここ青森県も連日30℃を超える暑さで、雨もほとんど降っていない状況です。
高密植栽培は樹間が狭く、根が大きく広がることができないため、普通(丸葉)栽培の樹に比べて雨が少ないときの影響は大きく、そのためかん水を行う必要があります。
このかん水設備は、1列に並んだ樹の根元にホースを置き、点滴のように少しずつ水を落としていきます。
地下水をくみ上げ、ホースの穴が詰まらないように、砂などの不純物をろ過し、さらに肥料なども一緒に落とすことができる設備だそうで、一石二鳥ですね。
少しずつ水を落とすことで、園地全体にムラなく水がいきわたります。タイマー設定もできるので、りんごの樹にとっても生産者にとってもメリットがあります。
しかし費用などの面から、なかなか導入できない園地もあります。かん水設備がない園地では薬剤散布用のスピードスプレーヤーを利用して散水したりしているそうで、雨が降らない日が続くと、その回数も多く負担も大きくなります。
早く恵みの雨が降ってくれるといいですね。
植物にとって水はとても重要です。特に高密植栽培では乾燥に弱いため、かん水は重要な作業なんですね。
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