11月30日（土）～12月1日（日）の2日間、青森県りんご協会主催の「第73回青森県りんご品評会」が弘前市の地方卸売市場で開催されています。
国内はもちろん、国外でも最高の品質を誇る青森りんご。その品質を維持するために様々な取り組みが行われており、その一つが品評会です。
品評会に出品されるりんごは、青森で育てられた逸品ばかりで、生産者の士気を高め、より良いりんごを作るための栽培技術の向上を図るため毎年行われています。
≪主な選考基準≫
・大きさ（330g～380g）
・形状（左右均等、長円形）
・糖度
・着色の濃淡
・病害虫の有無
・傷害果がないかどうか
上記の選考基準で厳しい審査をクリアした、芸術的ともいえるりんごがずらりと並び、生産者を始め、りんご関係者らが高品質のりんごをじっくりと観賞していました。
鑑賞していると、受賞者の知り合いと思われる方の「○○さんのりんごはいつもすごいな～さすがだな」という声が聞こえたり、「食べるのがもったいないくらい綺麗なりんごだね」という声も聞こえ、皆興味深々と鑑賞されていました。
開会セレモニーでは表彰式の後にタクロンさん（地元で農業をしながら、シンガーソングライターとしても活躍中）のミニライブが行われ、農業資材などのブースもあり多くの人で賑わっていました。
明日まで開催しており、明日はりんご品種当てクイズやお楽しみ抽選会があるそうですので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
品評会を開催することによって、生産者が栽培技術を互いに磨き合い切磋琢磨しています。この努力もまた、青森りんごの高品質の秘密の一つと言えるでしょう。
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