10月になり、りんご卸売市場の弘果弘前中央青果には、5万箱を超えるりんごが入荷されるようになってきました。
たくさんのりんごの中から、レア品種を見つけ出すこともなかなか大変なのですが、今回ご紹介するのは「千秋(せんしゅう)」と「北紅(きたくれない)」です。
「千秋」
ひと昔前まではけっこう生産量が多かったので、年配の方にとってはおなじみの品種かもしれませんが、最近ではあまり見かけなくなりました。
甘味と酸味のバランスがよく、ジューシーで美味しいりんごです。
「千秋」はかつてはたくさん栽培されていて、「つがる」の次は「千秋」とも言われていました。ところが、収穫時期の見極めが難しく、園地あるいは樹によっても熟期が揃わないなどの理由から、栽培をやめた生産者さんも多く、今ではかなり生産量が減ってしまいました。
懐かしのレア品種、といったところでしょうか。
りんご大学公式インスタグラム開設記念 プレゼントキャンペーン第2弾「レア品種りんご詰め合わせ」のひとつにいたしました。
「北紅」
甘くて味が濃いりんごです。蜜がたっぷりと入りやすくとってもジューシーで甘いです。
色がちょっと黒っぽくて鮮やかさはありませんが、やや大きめのりんごで食べごたえは抜群です。
平成15年(2003年)に品種登録された比較的新しい品種で、登録名は「あおり13」、「北紅」は商標名なんです。
「千秋」と「北紅」の入手方法は、青森県の産直センターや道の駅などにあるかもしれませんが、確実ではないのでやはり通信販売がオススメです。
通信販売も時期を逃してしまうと売り切れてしまうこともありますので、食べたいと思ったらすぐにでも探してみてくださいね。


