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林農園
園主 林徳昭(はやしのりあき)さん
園主の林徳昭さん(60歳)は、高校卒業後から就農しりんご栽培を続けています。
就農したての若い頃は土木関係のアルバイトや県外に出稼ぎなどもしたことがあり、そのおかげで重機の免許があり、だいたいの重機を操作できるそうです。
林農園の情報
作業員 | 本人、妻、次男、次男妻、四男、両親の7人で主に農作業をしている。 時々手伝いの作業員も雇用している。 |
作付面積 | 園地7か所(3.4ha) |
作付品種 | さんさ🍎 つがる🍎 ひろさきふじ🍎 ジョナゴールド🍎 シナノスイート🍎 シナノゴールド🍏 王林🍏 サンふじ🍎 |
就農年数 | 42年(高校卒業後から現在まで) |
委員等 | 青森りんごTS導入協議会理事 |
林農園のエピソード
エピソード01
徳昭さんは丸葉栽培にこだわりをもっており、7か所ある園地はすべて丸葉栽培です。本人曰く、
「丸葉は剪定とか難しい技術がいるから、自分の腕次第だっていうところが魅力…というか誇りじゃないかと思ってるんだ。そうは言っても、納得のいく技術が身についたかと言われるとまだまだだよな。」
こだわりと信念をもってやっている、カッコいいですね。
エピソード02
通販サイトなどの運営はしていないという徳昭さん。でも、数人のお得意様には毎年、郵送販売をしているそう。その中の一人は、ある時、間違い電話がかかってきたことでやり取りが始まったんだとか。JAかどこかにりんごを注文しようとしてかけた電話が、どういうわけか林農園につながり、りんごなら作っているのでありますよ、と送ったことで毎年の付き合いとなったそうで、ウソのようなホントの話。
間違い電話は珍しくないけれど、たまたまりんごの注文をしようとした先が、りんご生産者だったという奇跡(?)的なエピソードです。
エピソード03
現在、次男と四男が一緒にやっているが、いずれはそれぞれに畑を譲るつもりで、楽しく農作業をしながら技術を継承できればと思っているそうです。
次男の謙成さんは営農大学校卒で農業の勉強もされてきました。四男の廣希さんは徳昭さんからの教えの他にも農業に関する本を読むなど勉強熱心で、二人とも一生懸命りんご栽培に取り組んでいます。
ここのご家族は本当に仲がよくて、作業中のおしゃべりもとっても楽しそうです。一見、喧嘩でもしているのかと思うようなやりとりも仲がよいからこそで、取材を通して一緒にお話ししているだけでも楽しい気分にさせてくれる、素敵なご家族です。
今回の〇〇農園は、仲良し林農園をご紹介いたしました。
今後も様々な〇〇農園を発掘し、ご紹介していきたいと思います。
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