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りんご「キュート」を食べてみました
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「キュート」(弘前市相馬地区産)
名前に形容詞を使うなんて斬新だなーというのが第一印象。よく考えたら、「スイート」、「メロー」、「デリシャス」など、りんごの名前には形容詞がよくつけられていますね。
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種子親「千秋」 × 花粉親「つがる」から生まれた品種らしく、「スイートメロディー」と姉妹関係になります。
外見は「トキ」に似ていると思いました。
果肉の繊維がきめ細かく、硬めな食感。
甘味が強く、「王林」にも似た独特な芳香がありました。
パイナップルの芯をかじったときのような、ほのかなパイナップル臭もしました。
果汁量はそこまで多くありませんが、噛むとジュワーっと水分が出てくる感じ。
果肉が淡い黄色で、見た目がcuteだと思いました。
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個人的には、かなり好きな品種になりました。
代替不可能な、個性的で美味しいりんごだと思います。
姉妹を比較するなら、
「スイートメロディー」<「キュート」でした。
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完全に余談ですが、
りんごの食味、風味、食感を表す表現力の貧しさに悩んでいます。
現状、甘い、酸っぱい、硬い、柔らかい、多品種との比較でしか言葉にできていません。
コーヒーなら、specialty coffee評価用語という基準があって、
例えば、「爽やかさ」にもバリエーションがあります。
Lively(鮮やかな)
Refined(洗練した)
Firm(しっかりと)
Soft(ソフトな)
Having spine(芯の通った)
Sharp(鋭い)
Hard(ハードな)
Thin(薄い)
Dull(ぼんやりとした)
Acetic(酸っぱい)
Sour(酸っぱい)
Flabby(しまりの無い)
Biting(鋭い)
といった感じです。
コーヒーとりんごは違いますが、食べた感想を上手に言語化できるよう、他の食べ物の評価用語などを参考にしていきたいです。
【穗坂修基(ほさかもとき)】
弘前市相馬地区の地域おこし協力隊。
生まれも育ちも横浜市。Iターン者。
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