先日、弘果総合研究開発㈱が栽培試験を行っている、りんご高密植栽培の園地で、自動運搬ロボットのデモンストレーションが行われ、見学をさせていただきました。
お邪魔したのは藤崎町にある成田雄大さんの園地で、定植3年目の収穫を迎えたところです。
この運搬車は、農業用AIロボットの開発などを行っている輝翠TECH株式会社のADAM(アダム)という自動運搬ロボットで、りんご箱6個×2段の計12箱積むことができ、追従モードを使用すれば、操縦しなくても自動で人の後をついてきてくれます。
人の後ろをついてくるのが、なんともけなげで可愛らしい。
こちらの園地では、収穫時に手かごを使わず直接箱に入れているので、このロボットはまさにうってつけ。
少しずつ移動しながら(この時は手動操作)収穫したりんごを入れ、いっぱいになったら指定の場所まで先導して歩くだけです。
将来的には、人が先導しなくても、指定の場所まで自動で運んでくれるようにしていくとの事です。
こちらの園地で先に導入している運搬台車があり、もともとはりんご用ではないものの、同じようにりんご箱を積んで収穫しながら移動できるものですが、重くなってくると移動時にけっこう力が必要で、また小回りもきかないのが難点だそうで、この運搬ロボットがあれば、もっと省力化が見込めそうです。
スマート農業機械をうまく取り入れることで、りんご生産も省力化・高生産が期待できますね。
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