りんご「ジョナゴールド」を食べてみました
「ジョナゴールド」(弘前市岩木地区産)
りんご娘というご当地アイドルに、同名のメンバーがいて今は独立しているそうです。
ひっそりと応援しています。
「ふじ」「つがる」「王林」についで生産されている、全国区の品種です。
種子親「ゴールデンデリシャス」 × 花粉親「紅玉」から生まれた品種で、橙紅色で縞状に色づく果皮が美しいのと、果皮の表面がベタつくのが特徴だと思います。
酸味がやや強いですが、甘味もあり、甘酸適和で食味良好です。
ソフトな食感で多汁。
爽やかな印象を受けるりんごです。
ただ、「おいらせ」と同様に、当たり外れがあるりんごだと思います。
私の考える外れとは、「イモみたい」な食感を引いてしまうことです。
岩木地区の無人販売所にて、1袋(3個入り)を買いましたが、3個中2個がモソモソした食感でした。
見た目ではなかなか判断できないがために、美味しい「ジョナゴールド」を選ぶのが難しいです。
後日、相馬地区の農家さんにお裾分けしていただき、再度食べてみました。
前に食べたのとは違って、ハードな食感で多汁でした。
個人の嗜好の問題ですが、私は割と硬めでシャキシャキとした果肉が好きなので、お裾分けしてもらった方が好きでした。
りんごを追熟させると、かたくシャキシャキしたりんごも、長く保存しているうちに柔らかくモサモサした食感になる場合が多いため、鮮度が命だと思っています。
そうなると、結局は、適期に収穫する目利きができる生産者を探して、その人から購入し、すぐ食べるのがベストなのだと思います。
甘くて酸っぱく、硬い食感の「ジョナゴールド」を食べたい人は、産地だけではなく、生産者を判断基準にすることをオススメします。
【穗坂修基(ほさかもとき)】
弘前市相馬地区の地域おこし協力隊。
生まれも育ちも横浜市。Iターン者。
りんご大学はりんごに関する色々なことを楽しく学ぶことができるバーチャル大学です。
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