りんご農作業アルバイト体験記（９）
10月21日、弘前市相馬地区の園地で、９回目のりんご農作業アルバイトをしてきました。
この日は、クマの罠の設置からスタートしました。
連日のニュースにもあるように、クマによる被害が例年よりも多く、アルバイトをしている園地も被害に遭っています。
実ったりんごを大量に食べるだけでなく、枝を折ったり、幹を傷つけたり、木を大きく損傷させます。
したがって、クマは生きているだけかもしれませんが、有害鳥獣として扱われます。
そのあとは別の園地に移動して、葉摘み&ツル回しをしました。
今日は東北大学農学部の学生と作業を共にしました。
１日農業バイトアプリの「デイワーク」を利用して、全国各地の農家のもとでアルバイトをし、現場感覚を養っているのだそう。
「アルバイトだけど、自分の中では研修として位置付けている」
という言葉を聞いて、学ぶことへの貪欲さを思い出させてくれました。
ふと岩木山を見ると、山頂に雪が被っていました。
つまり、寒い。
雨も降って、作業は寒さとの戦いでした。
この前まで暑かったのに、もう寒さ対策をしなければいけないとは…。
ラジオをつけずに学生と話したり、雨具に落ちる雨の音を聞きながら無言で手を動かしたりして作業を進めました。
デイワークを利用して全国各地を転々とする「プロデイワーカー」の話とか面白かった。
とにかく寒かった１日でした。
次回はしっかりと防寒対策をして臨みたいと思います。
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【穗坂修基（ほさかもとき）】
弘前市相馬地区の地域おこし協力隊。
生まれも育ちも横浜市。Iターン者。
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