豪雪による被害がりんごの樹にも及んでいます。
雪の重みにより枝が折れたり裂けたりする被害が相次いでいるそうです。

今年の雪は湿って重いため樹に張り付き雪が積もりやすく、枝折れが多くなっているのではないかと思います。

りんごの枝折れ被害は、通常春先に雪がとける時に下に引っ張られることで起こることが多いのですが、現時点で多くの被害があるということは、今後相当な被害が出るのではないかと思われます。
青森県りんご協会は豪雪対策本部を設置し、りんご生産者に雪を下ろすよう呼びかけています。
一方で、高密植栽培のりんご樹への影響はどうなのでしょうか。
弘果総研りんご高密植栽培経営モデル園では、数本の枝折れが確認されたものの、現段階では大きな被害はないようです。

融雪剤としてくん炭を撒き対策をしていますが、今後どうなるのかはまだわからず、その辺も含めて調査していくことと思います。



