
りんご「あおり25」を食べてみました

「あおり25」(弘前産)
地方独立行政法人青森県産業技術センターりんご研究所により開発され、品種登録されたりんごです。商標名がつけられていなくて可哀そうですが、戦略的につけていないのかもしれません。

「メロー」と「リバティ」を交配させてできたりんごです。「リバティ」はアメリカ原産です。それもあってか、外国のりんご感のあるフォルムです。「ビスタベラ」のような感じです。伝わりますかね。

「あおり25」は、りんごを最も悩ませる病気、黒星病に対する真性抵抗性を持つ国内初の品種なんです。親の「リバティ」も病気に強い品種らしく、果物への繰り返される農薬使用からの“解放”からその名が付いたそうなので、親の精神を引き継いだと言えます。

ハードな食感が特徴的でした。シャキシャキというより、ザクザクとした歯触りで、咀嚼音が梨を食べているようです。ASMR向きのりんごです(笑)
甘いけど酸味優位の味でした。酸味からくる爽やかな風味も感じられました。
販売してくれた農家さん曰く「みかんっぽい風味がするよ」らしいのですが、私は感じられませんでした。
「りんごのフレーバーホイール」で表すと、下図のとおりです。


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【穗坂修基(ほさかもとき)】
弘前市地域おこし協力隊。
生まれも育ちも横浜市。Iターン者。


