りんごが赤く色づくために日光は欠かせません。
りんごにより多くの日光をまんべんなく当てるためにシルバーシートを敷き、下からも日光が当たるようにします。
色づきのための作業は他にも「葉取り」や、りんごを回転させる「玉まわし」の作業がありますが、今回はシルバーシート敷きについてご紹介します。
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目次
シルバーシートって何?
シルバーシートはその名の通り銀色のシートで、日光を反射させてりんごのおしりの部分にも光が当たるようにするものです。
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いつ敷くの?
シートを敷くのは「葉取り」や「玉まわし」をした後になります。
葉取りをする前にシートを広げやすいように細長く置き、葉取りや玉まわしをした後にシートを広げます。
こうするとハシゴもかけやすく、シートの上に葉が落ちずにすむのです。
品種ごとに収穫時期が異なるため、シルバーシートを敷くのもりんごの生育状態に合わせて8月後半から順次行っていきますが、この時期は様々な品種が収穫されるため、ほとんどのりんご畑にシルバーシートが敷かれています。
ニュータイプ!タイベックシート
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最近ではシルバーシートではなく、タイベックという白いシートを敷いている畑も見受けられます。
このタイベックシートは熱を発生しないため、りんごにも優しいのだそうです。
葉取り、玉まわし、シルバーシート敷き、着色のためだけでもこれだけの手間がかかっているんですね。
大きく育てるために摘果をしたり、病害虫から守るために薬剤散布をしたりと、りんご栽培には実に多くの手間暇がかかっています。だからこそ美味しいりんごができるのですね。
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