青森りんごのレア品種「紅の夢(くれないのゆめ)」と「星の金貨(ほしのきんか)」

投稿者: | 2020年11月4日

青森県は今まさにりんごの最盛期!
りんご卸売市場の弘果弘前中央青果には10万箱を超えるりんごが入荷されています。

そんな中、今回ご紹介するレア品種は「紅の夢(くれないのゆめ)」と「星の金貨(ほしのきんか)」です。

紅の夢

果肉まで赤い珍しい品種です。
育成した弘前大学によると、渋みがないので生食が可能な赤肉品種だということですが、酸味が強いので生で食べるには酸っぱいりんごがお好みの方におススメです。

個人的には、甘味よりも酸味が強いので、また赤い果肉を活かして、お菓子など加工用にとても優れているのではないかと思います。

先日のハロウィンの時に「紅の夢」を使ったアップルパイを作りました。
切った断面も赤くて見た目がとっても良いですね。

強い酸味は加熱することで上品な食べやすい酸味となり、とっても美味しいアップルパイになりますよ。

表面がツヤツヤと光って見えるのは、ワックスを塗っているのではなく、油あがりという自然現象です。皮ごと食べても問題ないので安心してくださいね。

※油あがりについて詳しくは、こちら

 

 

星の金貨

こちらは甘いりんごです。
王林のような果点が目立ちますが、王林よりも黄色くて丸く、陽が当たったところがうっすらと赤みがかっています。

皮が薄いので丸かじりでも食べやすく、とっても良い香りがします。
なんといっても生で食べるのが一番おススメです。

甘くてジューシーでとっても美味しいのですが、皮が薄いことで傷がつきやすいのが難点だそうです。

貯蔵性が高く、普通冷蔵でも6月頃まで美味しく食べられるそうですが、生産量が少ないレア品種、購入するなら今の時期だけかもしれません。

 

酸っぱいりんごと甘いりんご、どちらもそれぞれに特徴があって美味しいので、お好みのりんごをぜひ食べてみてくださいね。

 

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