青森りんごのレア品種「黄金ふじ(こがねふじ)」と「春明21(しゅんめい21)」

投稿者: | 2020年11月25日

りんごの収穫もいよいよ終盤。
生産者さんの中には、もうすでに収穫は終わった方も多いと思います。

この時期に収穫される品種はあまり多くないのですが、そんな中で今回ご紹介するレア品種は、「黄金ふじ(こがねふじ)」と「春明21(しゅんめい21)」です。

黄金ふじ

これは「ふじ」です。とても珍しい、黄色い「ふじ」なんです。

平成10年に「ふじ」の樹上に青い「ふじ」を発見し、その後育成し品質が安定したという、「ふじ」の枝変わり品種になります。

どう見ても「ふじ」には思えませんが、食べてみると「ふじ」によく似た味です。やや柔らかめですが、蜜入りが多くとても美味しいです。

「ふじ」と同じく貯蔵性が高く、普通冷蔵でも3月頃まで貯蔵可能だそうです。

春明21

収穫直後より、冷蔵保存したあとの春頃からの方が美味しく食べられるという、珍しい品種です。

昨年の、収穫後数日経ったものを食べた時には、ほんのり甘く酸っぱめだったのですが、2ヶ月位経過したものは、酸っぱさが和らぎ、とても美味しくなっていました。しかも、柔らかくならずに硬いままでした。

こんなに日持ちするのであれば、もっと生産量が増えて春夏の美味しいりんごとして普及してくれたらいいのにな、と思うのですが、まだまだ生産量の少ないレア品種です。

どちらも貯蔵性に優れ長く楽しむことができるのですが、レア品種のため通販などでも予約販売としているところもあり、見つけたら即買いした方がよさそうです。

なかなかお目にかかることのないレア品種ですが、とても美味しいりんごなので、どこかで見かけたらぜひ食べてみてくださいね♪

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